スピリチュアルと脳の成功法則〜人生好転のテクニックの数々〜

最先端の脳科学から古代オカルトまで..「科学」と「非科学」を融合した成功法則

生命体と非生命体の違い、分子生物学での生命体の定義

      2019/08/18

地球には、
海、空、土、空気中にも

数多くの種類の生命体が存在します。

では、そもそも…

生命体と非生命体の違い
とは一体何でしょうか?

私たち自身が生命体であり、
非生命体を活用する存在です。

だからこそ、

普段目にする動植物はもちろん、

顕微鏡を覗いて見える微生物を
生命体と認識することはできます。

そして、

川辺に転がる石ころや砂は
非生命体だと自然と区別して
考えるものです。

ではここで改めて、

「生命体の条件とは?」

と考えてみた場合、

あなたはどう答えるでしょうか。

自ら動くものは生命体
自ら動けないものは非生命体

という意見があるでしょう。

確かに、

一見その通りに感じます。

しかし厳密に考えれば
これでは不十分なのです。

非生命体にも
「ブラウン運動」と呼ばれる
自ら動きを示す現象が見られます。

こうして考えていくと

生命体の定義というのは
困難であることに気づきます。

科学の分野では、

生命体を対象にした研究分野は

「生物科学」や「生命科学」
などいろいろありますが、

現在、こうした学問の主流になるのが
「分子生物学」と言われる分野です。

この分子生物学の考え方では、

生命体を以下の4つで定義します。

1:入れ物を持っている
2:自身で維持できる
3:自身で増殖できる
4:進化していく

1つ目の「入れ物を持つ」
というのは、

外界と自分とを区別するための
仕切り、つまり細胞膜を持っている
ということです。

細胞を最初に観察したのは
レーウェンフックさんですが、

彼は手製の顕微鏡で
細菌など微生物を次々に発見しました。

その後、動物だけでなく
植物も細胞から構成されていることがわかり、

生物の基本単位は細胞であり、
その細胞は独自の生命活動をしている
ということが明らかになりました。

そして、

細胞は薄く丈夫な細胞膜によって包まれ、

この細胞膜を通じて
細胞は外部から栄養分を吸収したり、

老廃物を排泄したりします。

このように、

細胞は細胞膜に包まれてはいますが、

細胞膜が半透膜なため、
外部と物質のやり取りをすることができる
開放的なシステムとなっています。

第二の

「自身で維持できる」

というのは、

代謝をするということです。

ほとんどの生物は、

空気を吸い、水を飲み、
食物を取っていますが、

それは、

自分自身を維持する為に
必要なエネルギーとなる栄養素を
取り入れているのです。

生命を維持していく為には、

自分自身を構成している
成分を合成、分解したり、
エネルギーを作り出さなければいけません。

こうした働きは、

酵素と呼ばれる
タンパク質の触媒作用

によって行われ、

その酵素はDNAによって作られます。

第三は

「自身で増殖できる」

ということですが、

生命は自分自身を増殖、

つまり自己複製することが
できるということです。

人の子供は人になるように、

動物も植物も、自分と同じ
子孫を増やすことができます。

細胞レベルで見ても、

生物を構成している細胞は
古くなって死ぬものもあれば、
新しく生まれるものもあります。

こうした細胞の新陳代謝によって
生物は一定の状態を維持する
ことができるのです。

そして、

自分自身を増殖する自己複製能力は、

全てDNAの遺伝子に組み込まれています。

ここで、

「地球そのものも1つの生命体である」

というガイア説と呼ばれる
説もありますが、

もちろんこの説も興味深いものです。

しかしこれを否定する人の
説の根拠として、

この条件を満たさない

「地球は自己複製しない」

という事を挙げるのです。

第四は、

進化する能力を持っている事ですが、

自己複製すると言っても
全てが全く同じ個体を作るのでないです。

人の親子を見ても、

そっくり同じというのはあり得ません。

少しずつ変わっているわけですが、

それも種が生き残る為に
欠かせない事なのです。

例えば、

ある種が、あたかもコピー
のように寸分の違いもなく
全く同じものばかり増殖したとします。

すると、

その種を取り巻く環境が激変した時、

その環境にうまく適応できずに、
その種は全滅してしまうことになります。

しかし、

子孫がそれぞれ微妙に
違った特質を持っていれば、

厳しい環境でも生き残れる
子孫が出てきます。

そうした多様性を持った子孫が、
種を存続させていくという訳です。

「生命体とは何か?」

こんな壮大なテーマを考える時、

この4つの条件で定義すると、
確かにスッキリしてわかりやすいです。

しかし、

これだけで考えてしまうのは、

逆に固定概念を生む可能性も
あるのではないでしょうか?

この要件は生命体の本質を
捉えた定義として不十分であり、

同時にこの定義は現代科学の
限界を生んでいる可能性もあります。

ではどういう条件が適切なのか?

この辺りもこれから考えていくとして、

次回以降、有史以来人類は
生命体の発生をどのように捉えてきたか
歴史を振り返っていきましょう。

 - 微生物と発酵食品の深すぎる世界