スピリチュアルと脳の成功法則〜人生好転のテクニックの数々〜

最先端の脳科学から古代オカルトまで..「科学」と「非科学」を融合した成功法則

微生物で守られる髪も体も皮膚も石鹸で洗いすぎる事のデメリット

      2019/03/09


公衆衛生の発達が、我々の住む社会を
住みやすいものにしたのは事実でしょう。

もちろん、清潔であることは
素晴らしいメリットがあります。

が、

それも過度に行き過ぎると問題なのです。

これは菌、微生物という観点から
見るとよく見えてきます。

前回は、砂遊びをする
メリットということについて、

土は不潔、不健康という思い込みから、

子供が土に触れる機会がなくなり
たくましさがなくなっている
弊害について紹介しましたが、

微生物を敵視して避けようとする
現代社会の風潮には疑問があります。

清潔にすることに過敏になりすぎ
大切なことを見失っている気がします。

朝起きたら顔を洗い歯を磨く、
一日何度も石鹸で丁寧に手を洗い、
毎日お風呂に入り全身を
しっかりと洗う、

というのは現代人にとって当たり前で、

幼少期から親に徹底され、
小学校に入学する頃には
誰もが身に付くようになります。

しかし微生物で守られている
髪も体も皮膚も石鹸などで
洗いすぎる事にはデメリットもあります。

40日髪を洗わなくても問題なかった

私たちが当たり前に享受する
ライフスタイルも微生物との共存という
観点から見るとおかしな部分が見えてきます。

以前私は事故で入院し、
40日間ほど安静状態で
病院のベッドで過ごしたことがあります。

その間、入浴は洗髪はできません。

毎日顔を蒸しタオルで拭き、
体は二日ごとに看護士さんが
蒸しタオルで拭いてくれました。

それまで毎日入浴し洗髪していた
私にはその生活はやはり苦痛でした。

無事に退院してから、
ようやくお風呂に入れたわけですが、

毛髪はべっとりワックスを練り込んだ
ような感じで、4、5回石鹸を塗り込み
お湯ですすぎ、

40日分の汚れが取れ、
実にさっぱりした気分になりました。

ところがです。

40日もシャワーを浴びず髪の毛を放置すれば、
不潔状態で炎症などでるのではないか
と心配していたのですが、

頭皮の部分には炎症も皮膚病のような
兆候も全く見られず、

40日洗わなくても問題は発生しないんだ
という事が分かったのです。

誰かが「ホームレスにはハゲがいない」
と言っていましたが、

抜け毛などもなく健全なものでした。

石鹸で洗い過ぎることのデメリット

当時は知らなかったのですが、

その後色々と人体や健康に
関する研究を進めて行くうちに、

頭皮には他の皮膚の部分より
100倍も多く微生物が活動し、

好ましくない微生物の発育を
阻止していることが分かりました。

例えば、酵母の一種
ピチロスポラム・オバーレは、
皮膚にカビが発育するのを阻止しています。

お風呂などで石鹸でゴシゴシと毎日洗えば、
こうした有益な微生物も洗い流れてしまうのです。

最近では毎朝シャンプーをして
夜にも入浴するという1日2回
お風呂に入る人も増えています。

体を洗うものも石鹸ではなく、

ボディソープなど液状の製品が多く
市販され、人気を博しています。

旅館やホテルの洗面所や浴室も
しっかりとこうしたものを揃えています。

髪も体も皮膚も微生物で守られる

こうしたメーカの効能書を見れば、
洗浄力が従来の石鹸より遥かに強力で、
体の汚れが良く落ちると謳います。

まさに滅菌、除菌の思想です。

さらに毛穴や汗腺の奥に潜む
微生物を完全に排除する力が強く、
髪も体も皮膚にも衛生上好ましく、

「美しい肌を作ります」

というような宣伝文句で、
日本人の清潔志向を誘惑するよな
上手いマーケティングだと関心します。

しかしこれは、

微生物=悪いもの、不潔なもの

という思い込みから来ているものです。

逆に微生物で守られるとしたら、
髪も体も皮膚も石鹸で洗いすぎる事には
デメリットが生まれてくるのです。

昔から
「過ぎたるは及ばざるが如し」
と言いますが、

何事もやりすぎれば
逆効果を生んでしまいます。

そんな洗浄力の強い石鹸で毎日何回も
繰り返して洗えば、髪も体も皮膚も
マイナスの効果が生まれてしまうのです。

私の知人は一日に、
シャンプーとソープで、頭皮と体を4、5回洗う
と言っていて驚愕したのですが、

ここまでやってしまうのは問題です。

石鹸で洗いすぎる事のデメリット

もちろん清潔にすること。

入浴による健康効果はあります。

ただ、微生物という観点から見れば
現代人の考え方は正しくありません。

髪や体、皮膚など体表全体には、

健康を守る大切な微生物が
驚くほどたくさん密集して活動し、

人体を害する病原菌などの侵入や
感染を防止し、皮膚を守っているのです。

微生物は敵ではなく味方なのです。

人と菌は共生しているのです。

それを全て洗い流してしまうと
どうなってしまうのか?

こうした洗いすぎで起こる
影響についての実験があります。

被験者が両手に石鹸を塗り、

良く擦って泡立ててから流水で
洗い流すということを五回繰り返し、

両手の皮膚の表面の菌の消長を培養
によって測定してみるという実験です。

手を洗う前には
皮膚の表面1センチ四方あたり
平均して5000~8000個の細菌、
100~200個のカビ胞子が検出されました。

そして1回ごとの洗浄で菌の
減少率は以下のようになりました。

肌を守る微生物がいなくなると…

<洗う前の細菌数を100%とすると>

一回目の洗浄…70%
二回目の洗浄…50%
三回目の洗浄…10%
四回目の洗浄…0%(検出せず)
五回目の洗浄…0%(検出せず)

<洗う前のカビの胞子数を100%とすると>

一回目の洗浄…60%
二回目の洗浄…40%
三回目の洗浄…0%(検出せず)
四回目の洗浄…0%(検出せず)
五回目の洗浄…0%(検出せず)

もっとも被験者の手から検出された
細菌や微生物が全ていつも手に付いている
菌やカビ(これを常在菌と言う)か
どうかは判断できません。

たまたま付着していた菌も含むでしょう。

それが病原菌であれば洗い流したことに
メリットがあるのですが、

この実験で分かるように、
洗いすぎれば体表のアカや汚れは
完全と言えるほど排除できますが、

それは体表の大切な健康を守る
微生物まで消滅させてしまうのです。

もちろん洗い流したとしても、
再び体表には微生物が住み着くのですが、

そのときガードのいない地表には
病原菌や悪玉菌など有害な
菌がついても守ってもらえません。

これは隙ができてかえって危険と
指摘する微生物学者は多いです。

洗い過ぎるのを辞めると肌がキレイに?

最近私の知人の一人に皮膚が痒くて
困っていると悩んでいたのですが、
話を良く聞いてみると、

プールに通い出してから、

清潔好きだったため毎日何回もシャワーを
浴びるようになったと言います。

毎日何回もシャワーで体を洗えば逆に
皮膚の障害が起きるリスクは高まります。

垢の中になど潜む微生物の役割のすべてが
解明されている訳ではないのですが、

洗いすぎるのを辞めるよう
アドバイスしたところ、
私の知人の皮膚病は治りました。

同じように洗い過ぎることを辞め
痒みや水虫など皮膚に関する
トラブルがなくなった人は多いです。

足の表面などがツルツルになり
肌が綺麗になったと喜ぶ人もいます。

体の外側も内側も綺麗にする…

というのは滅菌、除菌という偏った
思想のままでは実現しません。

微生物で守られる髪も体も皮膚も
ほどほどに洗うのが賢明です。

石鹸などで洗いすぎる事には
デメリットの方が多いのです。

あなたのライフスタイルも少し
見直すところはないでしょうか?

 - 微生物と発酵食品の深すぎる世界