スピリチュアルと脳の成功法則〜人生好転のテクニックの数々〜

最先端の脳科学から古代オカルトまで..「科学」と「非科学」を融合した成功法則

社会、政治に影響を与える経営者、企業の社会的価値と実践

   


私たち個人は、
皆が社会の一部なわけです。

これはまぎれもない事実です。

その中でできることできないこと、
その差はあるわけですが、

前回、問うた問題は、

企業が社会一般に対して
貢献することは、経営者の責任範囲の
中に含まれるべきか?そうでないか?

というものでした。

この問題は、

経営者にとっての
ステークスホルダー(利害関係者)に、

社会一般を含めるべきか

という論点に行き着きます。

もちろんこれという答えが
あるわけではありません。

経営者が責任を果たすべき
利害関係者として、

株主、顧客、社員が
含まれることについては、

多くの人にとって異論はないでしょう。

企業にしかできない事はある

ところが、社会一般を含める
べきかどうかについては、

人によって考えが異なるでしょう。

ここで、

ヒューレット・パッカードの

パッカードさんのように、
社会貢献も経営者の役割である。

という立場に立って考える人
の考え方を見て見ましょう。

政治が公、企業は私

と厳密に分けてしまった場合、

政治にはできない公共活動
というのは間違いなくあります。

例えば企業は、

固有の技術やノウハウ、
人材や設備を持っています。

決定や供給のプロセスも
民主主義とは違いスムーズです。

もちろんそれを活用して、
顧客にとって価値を生み出す…

といのが事業活動ですが、

経営者の責任として、
企業の社会的価値と実践として、

それを追求するのは当然です。

でも企業が生み出せる価値は
それだけに留まりません。

途上国の発展に寄与する企業の力

例えば、

製薬会社が感染症の薬を
未開発国に寄付するのは、

製薬会社の技術を持った
企業でなければできないことです。

保険制度が整備され、

事業として成り立つ時代が来るまで
待っていたのでは、

今困っている多くの患者の命を
救う事はできません。

こうした事業として
成り立たない領域において、

その企業でなければ
できない価値を提供することが、

CSRの意義なのでしょう。
(Corporate Social Responsibility)

IBMが未開発国の
教育や医療に情報通信技術を駆使して
サービスを提供したり、

住友化学が殺虫成分が
少しずつ流れ出す新技術を使った
蚊帳「オリセット・ネット」を、

マラリヤのか被害にあっている
途上国に提供するなどの例が示すように、

その企業でなければできない
固有の社会的価値が存在します。

もちろんその是非や成果に
議論があることもありますが、

ゼロのまま放置ではなく、
少しでも改善しようという意識が
ある事は大事ではないでしょうか。

貢献を浸透させるヒューレットパッカード

もちろんそれが企業本来の
活動を阻害するなら話は別ですが、

全ての活動に良い相乗効果を与える。

そこに注力するのが優れた
経営者の仕事でもあるのです。

社会的な問題や課題、

それを発見して実行することも、

政府に依存するだけでなく
自らアイデアを出し実践する

これも経営者の役割である
というのがCSRの考え方です。

最近ではマイクロソフトの
ビルゲイツが積極的にこうした
社会貢献に力を入れています。

特に、

ヒューレット・パッカードは
こうした考え方に基づき、

社員が社会に利益をもたらす
活動に貢献することを
積極的に奨励してきました。

ヒューレット・パッカードの
社員は様々な地域社会で、

計画委員会、教育委員会、
交通局、市議会など、

地域運営組織に加わって
貢献をしています。

1973年に導入された
ばかりのサンフランシスコの
ベイエリア高速鉄道で、

列車位置検知警報装置に
問題が発生した時も、

ヒューレット・パッカードの
有志チームが解決に手を貸しました。

経営者が政治、社会も変える

パッカードさん自身が、

ニクソン政権下の国防総省で
次官として働き、

自衛力を落とさずに、
防衛費をどこまで削れるかを
検討する委員会を主導しています。

政治のロジックと
ビジネスのロジックは、

一見相反するように見えますが、

経営者の手腕は色々な場面に
発揮することができるのです。

その際、パッカードさんは
武官である統合参謀本部の
部長たちを検討に巻き込み、

彼らの協力を引き出すことに
成功したと言います。

HPウェイを国防総省の
中でも実践したというわけです。

こうした政策的判断の中に武官を
巻き込む参加型のアプローチは、

その後国防総省の中で
受け継がれていったのです。

それが

第一次湾岸戦争の際に、

ブッシュ大統領から
コリン・パウエル統合参謀本部議長、
ノーマン・シュワルツコフ中央軍事司令官、

さらにその部下の司令官という一本筋の
通った連携プレーにつながったと言います。

いずれにせよ、

経済だけでなく社会にも政治にも
大きな影響を及ぼすのが企業なのです。

その企業のトップである
経営者の考え方が、

社会の動きを変える可能性がある。

これは理解する必要があります。

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