スピリチュアルと脳の成功法則〜人生好転のテクニックの数々〜

最先端の脳科学から古代オカルトまで..「科学」と「非科学」を融合した成功法則

人事への熱意ある取り組み、社員を信頼し尊敬する経営者

   


経営者には二つのタイプがいます。

経営者、社長がカリスマとして
強いビジョンや理念を持ち、

自らがリーダーとして引っ張るタイプ。

あるいは優れたマネージャーとして
周りの人の潜在能力を引き出し、
組織を強くしていくタイプ。

もちろんそのどちらにも
強みがある人もいるわけですが、

ITテクノロジー系の企業は
前者のタイプの経営者が目立ちますが、

ヒューレット・パッカードの
経営者パッカードさんは、

社員を信頼し尊敬する経営者として
人事への熱意ある取り組みが有名です。

そんな人事への取り組みの中で、

ヒューレット・パッカードの
社員に対する信頼を最も世に知らしめたのは、

フレックスタイム制度でしょう。

優秀な人材が集まる仕組み

何時から何時まで
決められた場所で出社して
仕事をするのが当然だった時代、

社員の自主性に任せたのです。

パッカードさんは経営者として、

社員に多忙な私生活が
あることを認めるとともに、

各人が上司や同僚と相談して、
周囲の都合を考えたスケジュールを
組んでくれると信じていたのです。

前回、簡単にレイオフという
手段を取らないと紹介しましたが、

さらにパッカードさんは、

ヒューレット・パッカードを去る
社員にまで敬意を払っていました。

彼らと働けたこと、
彼らが社外で成功を収めた事に
誇りを感じていたのです。

起業の難しさを知る
パッカードさんだからこそ、

社外に出た人たちが様々な形で
HPウェイを生かしてくれる事に
喜びさえ感じていたのです。

人間は信頼され尊敬されると
同じく信頼し尊敬するようになります。

会社に対しても同じなのです。

こうした取り組みは
ヒューレット・パッカードを
人気にするのは当然です。

その結果、ますます優秀な
人材が集まるようになります。

社員が勝手にプロジェクトを進める会社

こうした社員への信頼は、

当然結果にもつながります。

ヒューレット・パッカードには
かなり興味深い伝説があります。

社員を信頼し自主性を重んじる
社風は製品開発の可否を判断する
場面でも発揮されました。

アメリカはコロラド州、
コロラドスプリングスにある

オシロスコープ技術の研究所で、

チャック・ハウスさんという
HPのエンジニアが、

ディスプレーモニターの
開発を手がけていた時の話です。

実はそのプロジェクトは
経営陣によって中止を言い渡されます。

普通の会社であれば、

「上から言われたなら仕方ない」

と、素直に注視していたでしょう。

ところが、

チャックさんは休暇を取って、
自らカリフォルニアに出かけ、

道中、見込みのありそうな
顧客にディスプレイの試作品を
見せて回ったのです。

そして、その製品に何を求めるか、
どんなところが気に入らないか
について聞き回ったのです。

信頼と尊敬は循環する

その見込み客からの
評判はなかなかのものでした。

自分の信念をさらに強くした
チャックさんは、

プロジェクトを続行する
決意をしたのです。

社員が自ら率先して
プロジェクトを進める社風は
なかなか作れるものではありません。

その話を聞いた経営者の
パッカードさんは、

心打たれ興奮したように、
自分で打ち切りを要求したのを
忘れたかのように、

研究開発部門のマネージャを
説得して生産を急がせます。

結果的に、

このディスプレイは
1万7000台売れ、

ヒューレット・パッカードに
3500万ドルの収入をもたらしました。

企業を大きく成長させたのです。

数年後、ヒューレット・パッカードの
エンジニアの集いで、

チャックさんは、

「エンジニアの領分を
超えた桁外れの反逆」

をたたえるメダルが授与されたのです。

当然、会社は人の集まりですから、

モチベーションが高い
社員が集まるほど業績は良くなります。

経営者はどうやってこの
仕組みを考えられるかにかかっています。

HPウェイが、

社員の熱意やそれを応援する
雰囲気を熟成した一つの
好事例と言えるでしょう。

社員を信頼し尊敬する経営者は、
社員からも信頼され尊敬されるのです。

このシンプルな原則を守った
HPウェイから学ぶ事はたくさんあります。

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