スピリチュアルと脳の成功法則〜人生好転のテクニックの数々〜

最先端の脳科学から古代オカルトまで..「科学」と「非科学」を融合した成功法則

ヒューレット・パッカード社の起業、成長、拡大の歴史

   

シリコンバレーといえば、

最先端の技術を持つ企業が集まる
常に新しいものが生まれるイメージ
があるかもしれませんが、

1939年創立の意外と古い
歴史のある企業である、

ヒューレット・パッカードの
企業ストーリーは、

クラスメートとして出会った
ヒューレットさんと
パッカードさんが学んだ
スタンフォード大学と、

恩師であった
フレッド・ターマン教授と
深く結びついています。

ターマン教授は無線工学の
分野で幅広い人脈を持っていました。

そうした人脈を活用し、最先端の
製品を世の中に送り出すことで、

これまでできなかった事を
実現し、社会に貢献したのが、
ヒューレット・パッカードでした。

創業者の強い技術へのこだわり

例えば、

ベル研究所のハロルド・ブラックさん
と言う科学者が、

「負帰還」と言う新しい
アイデアを論文に書きました。

これは電話の中継器(増幅器)
に応用可能な技術でした。

この技術を使えば、

真空管の特性が変化しても
増幅器の増幅率をコントロール
できたのです。

ヒューレット・パッカードは
これをいち早く応用し、

通信、地球物理学、医学、
国防の分野で要求される良質な
可聴周波数を発生させるとともに、

低コストで実用的な
オーディオ発信器を開発しました。

これが

ヒューレット・パッカードの
製品第一号になりました。

もちろん、ヒューレットさんも
パッカードさんも優秀な技術者であり、
その分野に造詣が深かったわけです。

高い技術を社会に流通させるのが、
起業理念として最初からあったのです。

軍需で事業が拡大する

この製品をお披露目した時に
関心を示した人の中に、

ウォルト・ディズニー・スタジオ
の主任音響エンジニアの
バド・ホーキンスさんがいました。

それがディズニーの
革新的映画「ファンタジア」で
使う音響機器の開発につながって
いったと言います。

1940年に公開のこの映画は、
歴史上初めてのステレオ音声作品で、
これが全世界の技術に影響を与えたのです。

(ちなみに当時日米の
関係は悪化状態だったため
日本での公開は戦後1955年)

1950年代に入って
ヒューレット・パッカードは
飛躍的に成長しました。

通信関連の機器を製造
していたことから、

朝鮮戦争の影響などで
軍需が拡大したのです。

しかし、それだけにとどまらず、

ヒューレット・パッカードの
製品は様々なな分野で用いられる
ようになっていきました。

この辺りの軍需による
企業の拡大成長のストーリーは、
ソニーの成長ストーリーと似ています。

成長、拡大に対して準備する

それまでに生産プロセスや
販売代理店ネットワークを
確立していたことが功を奏し、

1950〜52年までの間、

毎年倍々ゲームで売り上げは
増加していきました。

成長に対しして準備を怠っていると
それを掴むことができません。

ベンチャー企業は往々にして
スケーラブル(利用者や仕事の増大に
適応できる能力・度合いのこと)な
物流、製造、販売プロセスの確立を軽視し、

事業が成長し始めた時に
仕事がオーバーフローする、

「成長の痛み」と言われる
現象に直面することがよくあります。

これに対して、

ヒューレットさんと
パッカードさんの二人は、

顧客に貢献するために
あらゆるプロセスの細部に
注意を払う事を怠りませんでした。

経営者のビジョンがしっかり
している証拠と言えるでしょう。

それがヒューレット・パッカードの
飛躍を可能にしたのです。

・優秀な人材集める仕組み

そして人材の発掘、育成にも
大きな力を注入しました。

企業の成長、拡大は
ひとえに人間の力にかかっています。

また恩師であった
ターマン教授との繋がりを生かし、

スタンフォード大学の大学院生が
研究の一環としてヒューレット・パッカードの
製品を設計、製作すると言う、

共同の特別研究員プログラム
に取り組みました。

今でいうオープンイノベーションの
走りと言えるでしょう。

またその逆に、

優秀なヒューレット・パッカードの
エンジニアが、スタンフォード大学で
修士や博士課程を履修できる制度も導入し、

それによって全米から優秀な
人材を雇うことができました。

こうして彼らは、全米を代表する
グローバル企業に成長したのです。

こうしたヒューレット・パッカード社の
起業から、成長、拡大の歴史を見ると、

やはりHPウェイという
理念に秘密があることが分かります。

次回はさらにこの理念について
詳しく見ていくことにしましょう。

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