スピリチュアルと脳の成功法則〜人生好転のテクニックの数々〜

最先端の脳科学から古代オカルトまで..「科学」と「非科学」を融合した成功法則

コマツに学ぶ販売、マーケティングの先にあるブランディング

   


コマツをグローバル企業の
成功例として成長させた、

坂根さんの「ダントツ」
という考え方ですが、

商品の質を高める…

結果を出す事業に絞る、、

ということ以外に、

販売やサービスについても
ダントツを追求します。

企業は、

「セリング」(販売)から出発し、

やがて、

「マーケティング」の段階に進み、

最終的には、

「ブランディング」

へと進化していくと言います。

経営の神様と称される
ピータードラッカーの

「究極のマーケティングは、
セリングを不要にする」

という言葉を念頭に置いて
いるのではと、思われますが、

坂根さんはコマツでさらに
その先に目標を置いているようです。

黙っていても商品が売れる?

それでは、

ブランディングというのは一体何か?
坂根さんは何を言いたいのか?

あなたもここで考えてみましょう。

坂根さんは、
コマツが目指しているのは、

マーケティングのさらに
先にあるブランディングと言います。

商売の基本は販売です。

サービスを提供し対価を受け取る

販売をしてようやく
企業はお金を手に入れます。

その販売をするための
戦略がマーケティングです。

それを超える仕組みを作る、、

ダントツというのはそういうことです。

そして、

ブランディングに関しては、

「お客様から選ばれ続けるための仕組みを作る」

と表現しています。

ブランドというのはただの記号

ブランドというと
あなたは何を思いつきますか?

ファッションが好きな人は、

色々と好きなブランドが
頭に思い浮かぶでしょう。

グルメが好きな人は、

ブランド牛や豚などかも知れません。

車が好きな人も、
色々と具体名が浮かぶでしょう。

そもそも、

ブランドというのは、

もともと家畜に目印として
押した焼印のことを意味しました。

つまり、

ブランドの本質は記号です。

そのものに形はありません。

ブランドの服も手作り洋服も

どちらの服に変わりはありませんが、

ブランドの記号がそこに
加わるだけで価値が生まれるのです。

これは不思議な人間心理です。

記号というのは面白いもので、

人間から認識されるための
形を保つとともに、

人間の頭の中に意味を生じさせます。

無意識の世界に入り込む技術

以前紹介した、

ユニクロの柳井正さんの著書

「経営者になるためのノート」

の中で、

人の無意識の世界のメカニズム
という概念を紹介しました。

商品を見て説明を聞き、
欲しいか欲しくないか決める

というのは当たり前です。

しかしブランド化すれば、
その過程を飛ばせるのです。

ブランド名だけを聞いて
欲しくなるのです。

人が印を見て、

無意識のうちに検索を行った時に、

意味が引っかかってくるのが
記号でありブランドです。

人の頭の中に無意識のうちに
浮かび上がってくる意味のことを

「ブランド・エクイティ」と言います。

販売、マーケティングの先にある
ブランディングができれば、

企業のあり方は変わってきます。

建機を必要とした顧客が、

半ば無意識のうちに
コマツを選ぶこと、

逆に言えば、

顧客の無意識の世界の
検索活動に「コマツ」を刷り込むこと、

これが坂根さんの目指す

「お客様に選ばれ続ける」状態です。

その企業からしか買わない

自分のビジネスが
そのような状態になれば、

かなり安定した経営ができます。

一生懸命マーケティングを行い、

広告や営業の努力をして、

こういう特徴があって
あなたにベネフィットがあります。

と、うちの商品はこれで
と説明しているうちは、

まだブランドになっていないということ、

当然のように選択肢として
その企業のブランドが頭に浮かぶ、

これが目指す状態です。

こうした状態を作るために、

コマツは顧客との
関係性を7段階に分類し、

それをレベルアップさせる
活動として、

ブランドマネジメントを
展開しています。

そして、

「レベル7」として

「コマツ以外の製品は使わない状態」

と定義しているのです。

ブランドを作り出す努力をする

ブランドマネジメントといえば、

「それはBtoC(企業対消費者)」

の話だろうと思う人もいますが、

坂根さんは
BtoB(企業対企業)の企業である
コマツにとっても、

それが重要と考えているのです。

建機に馴染みのない
一般消費者にとって、

コマツと聞いても確かにピンときません。

アップル、ルイヴィトン、フェラーリ

など聞くと誰もが
憧れのイメージを抱くでしょう。

でも業界内ブランドとなれば違います。

専門家の頭の中に浮かぶ

でも強力なブランディングなのです。

では、

無意識のうちに選んでもらえる
存在になるにはどうすればいいか?

もちろん簡単ではありません。

常にお客様の想像していた
価値を超えるサービスを提供する。

するとブランドとなるのです。

例えばコマツは、

コムトラックスを使った
コンサルティングを提供しています。

「お客様の油圧ショベルは、
エンジンをかけているのに、

特に作業をしていない時間が
月30時間もあります。

こまめにエンジンを切る
操作を繰り返せば、

燃料費はこれだけ節約できますよ」

といった情報を具体的に
実額で提案するのです。

こうした相手の心にインパクトを
与える活動が、

無意識の世界に「コマツ」
をいう意味を刷り込むのです。

私たちもコマツの事例に学び、

販売、マーケティングの
先にあるブランディングの
仕組みを考えるべきなのです。

 - 世界的グローバル企業に学ぶ仕事術