スピリチュアルと脳の成功法則〜人生好転のテクニックの数々〜

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ビジネスの設計図、経営の全体像をシミュレーションできる力

   

ビジネスの設計図、経営の全体像をシミュレーションできる力
今回のテーマは、

ビジネスの設計図、経営の全体像
をシミュレーションできる力

について紹介します。

前回紹介したように、

お客様にアンケートを取れば、
売れる商品がわかり成功できる、、

と安易に考えるのは危険です。

本田宗一郎さんは、

製品のデザインが、

性能、顧客の受け止め方、
販売量、製造プロセス、原価構造に、

どのような影響を及ぼすのかを
立体的に理解していたのでしょう。

しかし例えば、

ホンダのバイクを表面上
真似してやったとします。

バイクのデザインを
プレスフレームにすれば、

性能は上がり、(今の時期なら)
かっこよく見え、多様の販売量
の増加には繋がるかもしれません。

しかしホンダのドリームが
圧倒的なポジションを奪って
しまった後で真似をしても、

所詮は二番煎じですから、

大した販売量の増加には
繋がりません。

その一方で製造プロセスは
設備が重くなり、

固定費はアップします。

生産量が少ない中で、

赤字になるに決まっている
ということです。

まさに木を見て森を見ず、

という言葉のように、

一部の視点でよく見えても、

全体像から見れば欠点が
たくさん見えてくるものです。

そして優れた経営者になるため
もっとも必要な力こそ、

こうしたビジネスの設計図を書き、
経営の全体像からシミュレーション
できる力ではないでしょうか。

ビジネスに必要なのは思想

優れた経営者には、

こうしたように、

市場構造、事業構造、収益構造の

直接的、間接的な繋がりを
全体像から立体的に捉え、

シミュレーションをする能力があり、

そしてその中から最適なモデルを
実行、実現する力があります。

こうしたシミュレーションに基づき、

自社の身の丈にあった

ターゲット顧客、製品デザイン、
性能、販売量、製造プロセス、原価構造

など最適バランスを選択し
ビジネスの設計ができるのです。

つまりこれが、

本田宗一郎さんの言った、

思想を持つということなのでしょう。

ビジネスには思想があって初めて、

永続する事業を生み出し、
顧客や社会に貢献することができます。

思想なしに技術だけで
商品を作っても、

資源を浪費するだけで、

利益を出し続けられないどころか、
社会の役にも立ちません。

立派な木を植えても
森にはならないわけです。

つまり、本田さんにとって

技術屋というのはただ単に
設計図面を引く人ではなく、

経営者視点であることが
求められているのです。

ビジネスの設計図を書く能力

商品の美しいデザインだったり、

商品内の構造を正確に
デザインすることも大切です。

しかしビジネスマンは、
常に経営という全体像の視点に立ち、

図面の背後に、

ターゲット顧客の喜怒哀楽や
市場におけるポジショニング、
ライバルとの関係、

製造プロセスや収益構造が
浮かび上がる人だけが、

技術屋と呼ぶに値する
ということでしょう。

このシミュレーションできる力こそ
真のビジネスの成功に導くのです。

本田さんは自らの著書内で
こう言っています。

「一流と言われる自動車メーカーが、

向こう(海外ライセンサー)から
図面をもらってつくっている。

ところがその図面をつくるのには
強烈な思想が要るということを
置き忘れて、

図面通りにつくるのが
技術屋だと誤解している。」

経営の全体像をシミュレーションできる力

他社の後追いをしているだけでは、

「強烈な思想」というのは
なかなか持てないでしょう。

賢く振舞ってもやはり、
世界的大企業と呼べるほど
成長するのは難しいでしょう。

スティーブ・ジョブズが言うように

「顧客が何を望むかではなく、
何を望むようになるかを考える」

これくらいの大きな視点に
立つ必要があるのです。

経営の全体像から見て
ビジネスの設計図をデザインし
シミュレーションできる力

これが求められているのです。

これは結局、

以前にも紹介した

「人間を本当に理解するのが
技術の根本原則」

という本田宗一郎さんの
考え方に帰着することになるのです。

最後に再び、本田さん自身の
言葉で締めくくりたいと思います。

「肝心の人間を忘れては、
全て成り立たない。

(中略)

人の心に棲むことによって、
人もこう思うだろう、

そうすればこういうものを
つくれば喜んでくれるだろうし、

売れるだろうということ
(アイデア)が出てくる。

(中略)

だから人間を知らない技術屋、
人間勉強をしない技術屋は危ない。

本当の技術屋ではない」

ビジネスは人間社会の営みです。

結局、人間のことを知ることが、

ビジネスの設計図を作る
最適なやり方なのでしょう。

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