スピリチュアルと脳の成功法則〜人生好転のテクニックの数々〜

最先端の脳科学から古代オカルトまで..「科学」と「非科学」を融合した成功法則

井深大とウォークマンの開発に見るビジネスでの芸術と科学の交点

   

井深大とウォークマンの開発に見るビジネスでの芸術と科学の交点
今回のテーマは、

井深大とウォークマンの開発に見る
ビジネスでの芸術と科学の交点

について紹介します。

科学技術の発展は私たちの
生活を便利にしました。

が、しかし、便利なだけで
受け入れられるわけではないのが、

ビジネスの奥深いところです。

そこには人間らしさが必要であり、
アートのようなものです。

ソニーの場合は、

持たない国民のニーズを
満たして言ったことは、

間違いなく世界的企業として
大成功を後押しした要因と
なっているでしょう。

しかしこれからの時代は
既に持っている国民にものを
売らないといけない時代です。

芸術と科学の交点というのは、
これからますます課題になるでしょう。

前回紹介したように、

感覚派でアナログ派である
井深さんの音のこだわりこそ、

私たち人類の音楽の聴き方を変える、

ウォークマンの誕生にも
繋がったのでしょう。

音楽は家で聞くもの、、

が当たり前であった
私たちのライフスタイルを変えた、

まさしくライフスタイルを
変えるイノベーションなのです。

井深大とウォークマンの開発秘話

携帯型音楽プライヤーは
世界中でその商品名

「ウォークマン」として
知られる存在になったわけです。

ソニーの代名詞とも言えるこの
ウォークマンの誕生のきっかけも、

井深さん自身が深く関わっています。

名誉会長になってからも
海外出張が多く、

ポータブル型のステレオ録音器を
携帯して飛行機の中でも
音楽を楽しんでいたようです。

そんなある日、出張前に、

音楽家でもあり井深さんが
自らヘッドハンティングした
大賀典雄さんに、

「再生専用でいいから
小型のものを作ってくれないか」

と頼んだことが、

ウォークマンの試作機へと
繋がっていくのです。

井深さんは当時会長であった
盛田さんに試聴を勧め、

「歩きながら聞けるステレオの
カセットプレーヤーがあれば
いいと思うのだが」

と持ちかけたそうです。

ビジネスでの芸術と科学の交点

この時もやはり、

技術や営業の現場は、

「再生だけのテープレコーダー
など売れるのだろうか」

と反対意見が多かったそうですが、

すでに一線は退いていた、

70歳の井深さんと
58歳の盛田さんが

押し切る形で、

「ウォークマン」

は誕生したのです。

若者の間では今や
ウォークマンという言葉は
死語になるつつありますが、

屋外で音楽を楽しむという
新しいライフスタイルを
創出することに成功したのです。

これは今でいう

iPod、iPhoneを生み出した、

スティーブ・ジョブズがそう
であったように、

井深さんも芸術と技術の
交点に立つことができた人
と言えるでしょう。

そしてそれが新しいライフスタイルを
生み出す力へつながっていったのです。

文化が社会をライフスタイルを変える

こうした姿勢は評判を集め、

企業人としては極めて
珍しいことですが、

井深さんは84歳でなんと
文化勲章を受章します。

文化功労者に選ばれたことは、

井深さんにとっては
相当大きな喜びだったようで、

その時の思いを著書内で
こう表現しています。

「いささか僭越ではありますけれども、

このように、ソニーが全く新しい
商品を世の中に送り出すことによって、

新しい文化を作り上げたと
言っても良いかと思います。」

芸術と技術の交点、融合を
めぐる井深さんの思索とチャレンジは、

晩年になってもいささか衰える
ことはなかったと言います。

出井伸之さんが
ソニーの社長の頃に

「ソニーのパラダイムシフト」

というテーマで、

マネージャークラスによる
研究会をやった時のエピソードが
興味深いのですが、

井深さんはこのテーマを
ものすごく気に入り、

朝から楽しみにして
聴きに来たようです。

ところが、サラリーマンが
集まってパラダイムシフトの
話をしても、

現状の改善程度の議論にしか
ならないのを見て、

井深さんは出井さんを呼び出し、
説教をしたそうです。

ビジネスにおけるパラダイムシフトとは?

「お前はパラダイムシフト
の意味がわかっているのか?

ちょっと言ってみろ!」

…と散々に怒られた話が
伝えられているのですが、

ここで私たちもビジネスマン
として一つ考えて見ましょう。

井深さんが考える
パラダイムシフトというのは、

一体どのようなものだったのでしょうか?

このことを考えることは、

未来のビジネス、
イノベーションにつながる

大切な思考訓練になると思います。

これからの時代、技術は
間違いなく進む中、

いかに自然、心、アートなど

人間らしさと融合していくか、

芸術と科学の交点

その辺りにやはり、

私たちのライフスタイルを
変えるような技術革新の
ヒントがあるのではないでしょうか。

井深大さんとウォークマンの開発
からいろいろなことが見えてきます。

次回この点についてもう少し
深く考えてみましょう。

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