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組織を成長させるライバル会社の必要性、IKEAの低価格戦略

      2016/10/17

組織を成長させるライバル会社の必要性、IKEAの低価格戦略
今回のテーマは、

組織を成長させるライバル会社
の必要性、IKEAの低価格戦略

について紹介します。

「安くて良いもの」を買いたい
という気持ちは、

消費者としては誰もが持つ
心理ではないでしょうか。

しかし視点を変えてビジネス
を行うという視点から見れば、

もしライバルが低価格戦略を
行った場合困る事になります。

IKEAではお客さんは、誰でも
平等に商品を購入できるようになります。

もちろん好き嫌いや評価は
全て一定ではないでしょうが、

やはりファンが多いですね。

家具というのは、本来なら
ちょっと贅沢な買い物です。

何度も買い替えるような物では
ありません。

それが今ではIKEAのお陰で
気軽に部屋の模様替えをしたり、

インテリアに凝ったりという贅沢を、

お客さんはちょっとした投資で
実現できるようになった。

これがこの会社が非常に
伸びてきた理由でしょう。

さらにIKEAの製品は、

品質面でも非常に良いですし、
デザインも美しい、という
評判も確立されています。

有名デザイナーが多くを
発案したそうですが、

若い才能を上手に活用する
事もできていたわけです。

IKEAの低価格戦略で困るライバル会社

IKEAの成功の秘訣はこうした
徹底した低価格戦略の工夫を
誰よりも行ったからでしょう。

もちろんこうした物は、

お客さんにとってはメリットだらけです。

しかし、同業者となれば
そうとはいきません。

いきなり

「良いものを安く」という店が
どかーんと市場に現れたら、

古くからの家具業界が
騒然となるのも当然です。

家具というのは生活に密接に
関わるビジネスモデルですから、

相当関わる業者は多いです。

IKEAが世界的に飛躍するにあたって、

国内の家具組合との
激しい衝突の連続だったそうです。

ときには露骨な嫌がらせをされたり、

取引先から締め出しを受けたり、

その度ごとに、バレないよう
業者と取引したり、

ダミーの会社を作ったりと、

手練手管を用いて、

こうした戦争のような状態を
乗り切ってきたと言います。

組織を成長させるライバル会社の必要性

戦いを好まない平和主義にとって
争いというのはネガティブなもの、

できるだけ避けたい物かもしれません。

しかし企業、ビジネスにとっては
ライバル会社というのは、

組織を成長させるための
必要性があるのです。

こうした激しいライバル会社
との戦いこそが、

IKEAという会社を非常に強力な
組織に成長させたのです。

「彼らは現実に沿った考えや
建設的なやり方で私たちに
面と向かい勝負を挑むのではなく、

足を引っ張ったり、ブレーキを
かけ禁止しようとしたのです。

もし彼らが正々堂々と
戦いを挑んできたのであれば、

私たちが今日成し遂げたこの成功も
なかったかもしれません。

私たちの成長にストップが
かかっていたかもしれません。

けれども彼らが行ったボイコットは
私たちの団結を強める事になりましたし、

私たちに訪れた危機は、

常に新しい解決方法を見出す
『危機なし』の状態をもたらしたのです。」

これは『イケアの挑戦 創業者は語る』

という著書でカンプラードさん自身が、

当時の事を思い出して述べた言葉です。

IKEAの低価格戦略の背景

この言葉のポイントは
二つあると思います。

まずひとつはライバル会社
のおかげで「団結」したという事

危機を乗り越える事によって
IKEAは現在もそう感じられるような、

非常に家庭的な企業に
なっていったのです。

IKEAという企業では、

極めて初期の頃から

「名前で呼び合う」

という事を実施し、

社員の平等性を重視しています。

それが「管理職の給料が少ない」

という不満になる事もあるようですが、

創業者のカンプラードさん
自身が質素な生活をしているから
文句も言えないようです。

もちろん、中には有力企業から
オファーを受けて転身して行く

という人もいるようですが、

団結感が成功の秘訣になっている
のは間違いないでしょう。

これはライバル会社との競争が
なければ生まれなかったでしょう。

以前も紹介したように
会社を財団法人化して、

経営者さえ自由に動かせない
ようにしているのも

「個人が所有する企業」

よりも

「同一目的を持った人のつながり」

という組織を目指しているからでしょう。

IKEAの低価格戦略の成功例

ビジネスアイデアとして、

最も簡単な成功パターンというのは、

「価格を下げる」ということ。

値段が下がれば人気が出るのは
当たり前の事です。

しかし実際にはそう簡単には
うまく行きません。

低価格戦略こそもっとも
知恵が必要な戦略とも言えます。

この戦略がうまく行ったIKEAから
学ぶことは多いのですが、

そこにはやはりライバル会社との
競争があってのことなのです。

ライバル会社と争う事の
もう一つの利点が、

「解決方法を見出す事ができる」

ということです。

これは簡単な事で、同業者から
締め出されても、

最終的にはお客さんから
支持される企業が成功を収めるわけです。

だからこそ、極力お客さんが
望む事に徹してきました。

常に危機感を持ってお客さんに
価値を提供する姿勢こそが成功を生み、

IKEAの対顧客意識の高さは、

こうしたライバルとの戦いによる
危機の中から磨かれたのでしょう。

環境問題に早くから取り組んだIKEA

他にも例を挙げれば、

低価格商品を売りにしている
会社であるにも関わらず、

IKEAは早い段階から
品質管理には気を使ってきました。

この背景には1990年代に
製品に使った塗料から

有害なホルムアルデヒドが
検出された事があったからだそうですが、

このときIKEAでは製品を作っていた
工場での生産を全てストップし、

社内の研究部門に徹底的な
調査をさせ迅速に問題を解決しました。

その対応の早さが非常に評価されたわけですが、

これだけでは終わりません。

環境部門を整備し、自然保護団体と
手を組んだりして、

環境対策にも熱心になったのです。

自前の鉄道会社を作り、
なるべく環境に負荷をかけない形で
木材を運ぶようになったり、

木材を伐採するのはビジネス上
仕方ない物の、

その代わりに極力、
森林管理協議会(FSC)が認めた
木材を使用するなどです。

組織を成長させるライバル会社

前に紹介したスターバックスコーヒーも、

一時「フェアトレード・コーヒー」
という商品が話題になった事がありました。

通常よりも少し高めの
コーヒーを提供し、

そのお金をアフリカでコーヒー豆栽培に
従事する農家に還元するという物です。

現在では高めの料金設定を辞め、

そのかわり損を承知で、

農家には少し高めの料金で
豆代を払うようにしているそうです。

結局の所、こうした活動の
ひとつひとつは会社への信頼性
となって返ってくるのです。

同業者、ライバル会社に
バッシングされ続けたIKEAは、

一貫してライバル会社より
お客さんの支持を集める必要があり、

その過程こそが今の愛される
会社の形を作り上げているのでしょう。

組織を成長させる為には
ライバル会社の必要性は欠かせません。

IKEAの低価格戦略から
たくさんの事を学ぶことができます。

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