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世界有数の質素でドケチな大富豪、IKEAの経営者カンプラード

      2016/10/14

世界有数の質素でドケチな大富豪、IKEAの経営者カンプラード
今回のテーマは、

世界有数の質素でドケチな大富豪、
IKEAの経営者カンプラード

について紹介します。

さて、最近では日本でも
御馴染みのIKEAというのは、

世界有数の成功した
家具ショップとして有名ですが、

企業成功の裏にはやはり
創業者の考え方が独特です。

普通、大富豪、億万長者と言えば、

華やかで気前が良く
パーティー三昧を楽しむような
イメージをするのではないでしょうか。

しかし実際には、

お金持ちほど質素である
というケースは良く見かけます。

あまり名誉な事ではないでしょうが、

IKEAの創業屋である経営者である
イングヴァル・カンプラードさんは

代名詞として言われるのが

「ドケチ」であるという事です。

正確な資産は分かっていませんが、

カンプラードさんは近年では、
『フォーブス』でも、

世界お金持ちランキングでは
常にベスト10以内に入る大富豪です。

IKEAの経営者カンプラード

恐らく一生遊んで暮らしても、
孫の代まで残るような資産を築き、

仕事が楽しいから続けるとしても、

やはり贅沢な事をしたくなるのが
人間の心理だと思うのですが、

カンプラードさんは少し異常です。

スウェーデンの高い税金を
免れる為に住んでいるスイスの家は、

バンガローのような質素な佇まい、

そこにある家具はほとんど
IKEAの売れ残り製品、

会社にはいつもカジュアルな
普段着で訪れて、

それも相当着古された物です。

スウェーデンの国民車である
ボルボを運転手を雇わずに
自分でハンドルを握り、

飛行機を使う際は毎回
エコノミークラス、

さらに買い物は近所の
ショッピングセンターでは

毎回必ず値切って買うように
しているそうです。

まさに世界有数の質素でドケチな
大富豪なわけです。

ドケチぶりが異常な経営者

ある経営者はそんなカンプラードさんを
評してこんなコメントをしています。

「彼は私が知る限り、最も
常軌を逸した人間である。

世界一のお金持ちであると同時に、
世界一しみったれた男である。

歩いている時は、けっして
バスにも乗らないし、ましてタクシーを
拾うなんて夢にも思わないのだ。

ロンドンに来ても、クロムウェルロードの
安ホテルにしか泊まらない。

あれを自虐的禁欲主義というのなら、
彼はそれを修行僧並みのレベルで
実践していると言って良い。

毎年クリスマスにカードをくれるが、

それは前の年に人からもらった
カードを手直しして、

一番安い上に貼付けたものなのだ。
それで本人は大真面目さ。」

『IKEA 超巨大小売業成功の秘訣』
リュディガー・ユングブルート著より引用

確かに

「倹約質素は美徳」という
考え方はありますし、

ケチな経営者はたくさんいます。

世界一の投資家である
ウォーレンバフェットさんも
ケチな事で有名ですが、

カンプラードさんは度を超えた
ドケチぶりを発揮するようです。

しかもカンプラードさんの場合は、
蓄財にもそれほど熱心であるよう
には見えないのです。

実際彼はIKEAという会社を
株主はもちろん、

「創業者や自分や一族ですら
手の付けられない組織」

にしてしまっているのです。

IKEAが株式公開していないのはなぜ?

意外なようですが、

IKEAという会社は、株式公開を
している会社ではないのです。

私たちはIKEAのビジネスモデル
にどれだけ期待しても、

株を買う事はできません。

それどころか、経営者である
カンプラードさん自身も、

自由にお金を使えないのです。

IKEAの本拠地ではスウェーデンでも
創業者が住んでいるスイスでもなく、

オランダにあります。

そこで会社を所有しているのは、

「スティヒティング・
インカ・ファウンデーション」

という財団法人なのです。

なぜオランダかと言えば、

そこでは財団法人が利益を得る事を
認めているかとの事です。

そしてトップにいる彼が
理事になってしまえば、

多額の法人税を払うこともなく
自由にお金を使えるのです。

ところが財団法人というのは
営利目的で建設されていないので、

そこで集まった利益を理事
たちで分ける事はできません。

ということはIKEAという
組織は株主のような第三者の
儲けに左右される事がないのと同時に

そこに属する人間でも、

その会社の利益を自由にもらう
事ができないわけです。

持ちろん営利目的で
IKEAが発展してきた事は事実です。

何か社会貢献の為の
ボランティアグループではありません。

ビジネスを展開する、

しかしやっている事業以上
利益を得る事は徹底的に避ける、

物を作り、売ったお金をもらう

というシンプルな構造以上の事は
「できない」会社にしてしまったのです。

だからこそ世界有数の質素で
ドケチな大富豪である、

経営者カンプラードさん
の個性が際立つわけですが、

世界有数の質素でドケチな大富豪

こうした考え方を持った会社は
世界を見渡してみてもなかなかなりません。

ある意味本当に

「常軌を逸している」

というわけですが、

経営者としてカンプラードさんの
頭の中にあるのは以下のような
考え方だと言います。

「私の仕事は大衆に奉仕する事だ」

そして上機を逸しているように見える
ドケチぶりも

実際には以下のような思想から
生まれたようです。

「問題は、その大衆が何を求めている
のかをどのようにして見極めるか、

それにどう応えるのが最良なのか、
ということだ。

私の答えは、常に普通の人たちの
そばにいろ、という事だ。

というのも、もともと私自身が
その普通の人だからだ」

『世界で最も偉大な経営者』
(ダイヤモンド社)より引用。

…ここにはビジネスで成功する
法則とジレンマがあるように思います。

人は成功して上手く行くと
つい生活レベルをあげてしまい、

庶民感覚から離れてしまいます。

すると、今度は顧客心理が
分からないようになり、

ビジネスがうまく行かなくなる…

というものです。

IKEAは特に基本的には低価格を武器
にして成長を遂げてきた企業です。

そこに来るお客さんの気持ちを
理解する為には、

間違っても大富豪らしい暮らし
などしてはならないのです。

だから自分は一般庶民と同じ
生活レベルを貫くのだ、

と、IKEAの成長の裏には
カンプラードさんのこうした
理念があったわけです。

前回紹介したようにカンプラードさん
が生まれたのは、

スウェーデンの田舎の農場です。

決して豊かな生活とは言えなかったでしょう。

そこから現在の大企業を作り上げる
厳しい過程でこうした考え方は
養われたのではないでしょうか。

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