スピリチュアルと脳の成功法則〜人生好転のテクニックの数々〜

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プラスチック製品のカビの侵食被害、洗濯機にカビが繁殖する

      2019/03/15


軽くて、丈夫で、安価に製造できる

現代社会に瞬く間に広まった
プラスチック製品です。

どの家庭でも当たり前のように
使われているものでしょう。

しかし、

プラスチックがカビに弱く、
大きな被害を受けるという事実は、

前回紹介したアルミニウムと全く
同じように一般の常識に反する
事でしょう。
プラスチック(合成樹脂)は、
エチレン、プロピレン、スチレンなど
石油を原料とし成形したものです。

安全、清潔、使いやすいと現代社会に
広く浸透するプラスチック製品ですが、
微生物の力はこれに及ぶのです。

専門家による試験、調査、研究も
進んでおり、

プラスチック製品のほとんどが
使用中、保存中にカビに侵され
変形、腐食が発生し、

使用目的に適合しなくなる
という事が分かっています。

家庭で広く使われている、
或は見逃しがちな洗濯機など
カビの被害と対策を考えてみましょう。

プラスチック製品のカビの侵食被害

初期の頃は、ポリウレタンの
カビの被害は多発したそうです。

特にインフラに使われるもので
大きな問題が騒がれ始めました。

水道管、下水管、原油タンク、
井戸ポンプなどのパッキング、

自動制御装置、鉱山で使う
油圧装置と田植機の油圧パイプ
などに使われている、

エステル結合のポリウレタンに
亀裂や腐食が発生するといった
被害が集中しました。

ポリウレタンは本質的に
カビによる腐食がおきやすい
性質が持っているのです。

被害を起こした微生物は、

アルテルナリア菌、
クラドスポリウム菌、
トリコデルマ菌、

などが主力でした。

その後は、軟質のポリ塩化ビニール
の被害が目立つようになります。

住まいの中の壁紙、シャワーカーテン、
天幕、農業用ビニールハウスのフィルム、
庭で組み立てて使う家庭用プールの
フィルム状のシートなど、
被害が多く見られます。

高温多湿の日本とプラスチック

これらプラスチック製品は
使用目的に合うよう、

樹脂の60%くらいの可塑剤や
柔軟剤を配合して柔らかい感触に
加工しています。

可塑剤や柔軟剤は、大豆油の化合物
やDOP(フタル酸2オクチル)
という物質です。

日本のように湿度の高い所では、
可塑剤などの添加材料が
カビの好む栄養成分になって、
ポリ塩化ビニールは変形し崩壊します。

やはりこれらも、

アルテルナリア菌、
クラドスポリウム菌、
トリコデルマ菌

といった菌たちの作用によるものです。

この20年くらいの間に、
色々な種類のプラスチック製品が
溢れるほど多くなりました。

綺麗で便利で安いわけですから、
家庭でも職場でもプラスチックが
ないと行きていけない様相になっています。

洗濯機にもカビが繁殖する

資本主義の世の中です。

便利なものが普及するのは
当然のことかもしれません。

現代人の住まいにはプラスチック製品は
目立っておく使われているわけです。

壁紙を貼るのは当たり前ですが、

今使われているのは全て
塩化ビニールを加工した内装材で、

湿度が高い日本ではカビが
非常に多く繁殖してしまいます。

他にも、

人工皮革の靴、各種の包装フィルム、
飲料水の容器、化繊のカーペット、
炊事手袋なども、

使用中に激しくカビに侵食されます。

また洗濯機のドラムはほとんど
プラスチック製品なので、
その表面に真っ黒にカビが
繁殖し、ダニまで生息しています。

洗濯機メーカーの技術者は、
プラスチックに何か抗菌剤を配合し
カビのトラブルを解決したいわけです。

しかし洗濯機のドラムの内側には、
洗剤や人体からの汚れがかなり厚く
層になって付着し、

カビはそれを栄養にして発生するのです。

ドイツの洗濯機にカビの被害はない?

だから、プラスチックに
抗菌剤を配合しても、

その汚れの層を通じて表面の菌を
殺菌するのは非常に難しいのです。

このトラブルは洗濯機のドラムに
プラスチックを使っているから
発生するわけですから、

一番いい方法はプラスチックの
使用を辞める事なのでしょう。

ただここまで、

このテーマで語ってきたように、

カビが微生物が悪いのではありません。

私たち人間が微生物を敵視し共生しない
という考え方に問題があるのです。

ヨーロッパのように
空気が乾燥している場所では、
プラスチックのカビの被害は
起きないようです。

以前私は短期間ですが夏のドイツ、
ベルリンで過ごした事があるのですが、

日本のようにたくさんの
プラスチックは使っていませんでした。

実際ドイツの家庭で使っている洗濯機は、
ボディ内面がステンレススチールか
鉄板焼き付け塗装したものばかりで、
プラスチック製品はありません。

しかもドイツは水質が悪く硬水なので、

洗濯のときは摂氏90度に加熱して行う為、
脱水が終わる事ほとんど内部が乾いており、
極めて清潔感があります。

プラスチック文化を見直そう

安くて便利という事で、
安全で使いやすいと言う点で、
もちろんメリットがあり、

我々はあまり気にしないで毎日
プラスチック製品を使っているのですが、

実際特に日本人はプラスチックを
必要以上に使ってしまっている
のではないでしょうか。

その性で生活の中で多くの
トラブルを抱えてしまうのです。
さらに困るのは、プラスチックが

ゴミとして大量に出て、
その安全な処理が難しい事もあります。

最近では人体の健康被害や環境汚染にも
注目されるようになっています。

海洋被害は特に深刻で海の生物が
間違えてプラスチックを誤飲したり
被害が大きくなっているようです。

私たちはそろそろプラスチックの
使いすぎを考え直すべき時期に
来ているのかもしれません。

そして、

微生物への理解こそが、

真の健康を取り戻す、そして
地球全体の健全な循環を取り戻す
ことにつながることでしょう。

微生物への学びは奥深いです。

 - 微生物と発酵食品の深すぎる世界