スピリチュアルと脳の成功法則〜人生好転のテクニックの数々〜

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アルミニウムを食べるカビで腐食する、金属に見るカビの被害

      2019/03/13


微生物の世界というのは、
調べれば調べるほど奥深いものです。

今まで常識と信じていたものが
覆される事はたくさんあります。

菌の被害といえば、
食材、木材など柔らかいもの…

金属など硬いものであれば
被害はないだろうと思うものです。

しかし例えば、

アルミニウムにという金属に
腐食孔ができるという話は、

カビがアルミニウムを食べるから
と聞いて信じない人も多いでしょう。

40年ほど前には、
科学者の間でも大学教授や
アルミニウムの専門技術家の間
でも信じられていませんでした。

目に見えない小さな生き物が金属を
食べるとはにわかに信じられません。

金属に見るカビの被害

1960年に、
航空自衛隊のジェット燃料が漏れ出す
という事故が発生しました。

安全性の取り組みのレベルが
高い航空業界のことです。

航空機の専門家が集まり
腐食の原因を調べたのですが、
原因が正しく掴めません。

そんな中ある研究者が

クラドスポリウム・レジネ

というかビを発見します。

もしからしたら細菌のせいかもしれない…

そして腐食の起こったアルミニウムと
同じ材料を試験片として

この菌を培養している液の中に
漬けておくとなんと腐食孔が発生し、

この事件の犯人はその菌の
作用である事が証明されました。

この研究成果は軽金属学会において

「アルミニウムは耐食性の
優れた金属ですが、

カビが生えると簡単に腐食の
害が起きる弱点がある」

と発表しました。

ところがそのとき、
多くの専門の大学教授などに

「そんな事は絶対あり得ない」

と反論されたようですが、

金属の専門家からすれば
カビや微生物の知識を認識
できなかったのでしょう。

常識に反すると反論され
受け入れられなかったそうです。

高温多湿の日本の微生物は強力?

1965年頃には、
アメリカ空軍の技術レポートで、

航空機のアルミニウム合金が
カビの作用で腐食する事故が、

日本やフィリピン、台湾、
インドなどの温暖な地区で、
多発しているという報告がありました。

日本に売り込むジェット機の
アルミニウムには、

三層の樹脂のコーティングをして
カビに備えていたそうですが、

それでも万全とは言えず、

味噌や醤油の国であり
高温多湿の日本では、

カビの被害(影響力)は
それほど大きいものだったのです。

(だからと言って人体への
被害が大きいとは言い切れないが…)

こうした報告にも関わらず、
カビによるアルミニウムの
腐食は認められませんでした。

従来、カビというのは、
果物やパンやお餅のような
有機物でできているものに発育して
腐敗を起こすものと思われていました。

日本人の生活では、
梅雨の長雨の季節には、
畳の表面や寝具、衣類にカビが生え、

風通しの悪い押し入れに入れた革製品や
下足入れの靴などに
カビが生えるのが常識であり、

金属やコンクリート、
雲母、ベークライトなどは
カビの栄養物ではないので、
カビは生えないと考えるのが
常識だったのです。

それから20年ほど経ち、
専門家の間でもカビが
アルミニウムを腐食するという概念も
受け入れられるようになったのです。

アルミニウムを食べるカビで腐食

今では研究も進み、
航空機やミサイルだけでなく、
建築、エレクトロニクス、通信、
輸送の車両、食品包装のホイルなど、

多方面でアルミニウムが
カビに寄って腐食の被害を受ける
という事が明らかになったのです。

無機材料主体の工業材料にまで
カビは作用する、

カビの力はそれほど強力なのです。

アルミニウムは日本人の生活の中で
プラスティックと同じくらい
目立って進出しています。

調理器具、食器、台所容器、
箔、電気器具、自動車のエンジン、
エアコンの部品などに使われています。

なんと言っても多いのは
住まいのガラス戸に使われる
アルミサッシです。

戦前はお弁当箱に使うくらい
だったアルミニウム製品も、
1940年頃から

戦争の為の後期が大量に必要になり、
アルミニウムが増産されました。

軍需面での需要が増えたわけですが、
戦争が終わり大量のアルミニウムは
平和産業の新しい道を開き、

日本では家庭での使用も
増大して行ったのです。

軽くて丈夫で見た目も良い、
錆びたり腐食しないという特徴を
生かして用途が広く、

家庭用品、自動車の部品や
電車などに普及しています。

長所ばかりが大きく宣伝され
広がったのですが、

カビによる腐食という欠点もあったのです。

アルミニウムと微生物の関係

また、ある説によれば
アルミニウム化合物は
脳のアルツハイマー病のリスク
を高める懸念も報告されています。

脱臭剤やデオドラントなどにも
こういった成分は使用されています。

日本では、アルミニウムの
製造会社は大企業に成長し、

新しい用途を開拓しないと
経営不振になるので、用途の適合性を
無視してまでも必要以上に販路を
拡大しているのかもしれません。

ヨーロッパでは日本ほど
アルミニウム製品は氾濫
していないようです。

建物にはアルミサッシは使われず、

調理器具のアルミニウム製品も
ドイツなどでは嫌われているようです。

ドイツ人にとっては、
アルミニウムのような安物でなく
昔からドイツには優れた鉄鋼がある
という誇りがあるようです。

日本より保守的な考えですが、
有名なデパートでもアルミニウム製品は
ほとんど売られていないようです。

その理由は「売れないから」
という事ですが、

もしかしたら世界で見捨てられた
金属を日本ではアルミニウムの
捨て場になっているのかもしれません。

こうした問題は意外に多いです。

数年前にアスベスト被害が
ニュースになりましたが、

とっくの昔にアメリカなどでは
アスベストの害は常識となっていました。

テフロン加工として有名なデュポン社は、

高熱で人体に有害なガスが出る
調理器具として、本国では販売禁止に
なったものを、

在庫処理としてその風評を隠し
日本をはじめとした第三国に
売りさばいていました。

アルミニウムの健康被害も
伝えられているとはいえ、

日常で使うレベルでそこまで
危険はないようです。

もちろんここではアルミニウム
批判をしたいのではなく、

微生物のパワーを認識して
欲しいだけなのですが、

体内で被害を起こすアルミニウムや
有害金属と言われる被害も
微生物によって解決の道を
探れる可能性もあります。

金属に見るカビの被害や
アルミニウムを食べるカビで腐食する

こうしたメカニズムを
ぜひ頭に入れておいてください。

 - 微生物と発酵食品の深すぎる世界