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海水温が高まるエルニーニョ現象と世界の異常気象の発生の影響

      2016/11/30

海水温が高まるエルニーニョ現象と世界の異常気象の発生の影響
今回のテーマは、

海水温が高まるエルニーニョ現象
と世界の異常気象の発生の影響

について紹介します。

自然界から見れば世界の海は国境はなく
当然の事ながら繋がっています。

一部で起きた異常気象の発生は
当然世界に影響します。

前回紹介した、

異常高水温現象は、

数年に一度の割合で起こっています。

当初はエルニーニョの
一環であると考えられていたのですが、

1950年代半ばになり
気象や海洋の観測網が
世界的に整備され始めると、

この現象はペルー沖に
限定されたものではなく、

太平洋の全赤道域に及ぶ
大規模なものであると
判明してきたのです。

つまり、毎年一回
見られるエルニーニョ現象とは

まったく別のメカニズムで
発生するもので、

従来のエルニーニョと
分類整理する為に、

「エルニーニョ・イベント」

と当初は呼ばれていました。

今では昔のエルニーニョ
の呼び方に戻っています。

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エルニーニョ現象の周期サイクル

こうしたエルニーニョ現象が
発生する事は、

周期サイクルが見出されますが、

中でも1982年~83年に
起こったエルニーニョは、

観測史上最大の規模とされ、

海水の高温現象が82年5月
に始まり、

12月には南アメリカ沿岸の
寒流域の上層にかぶさります。

また、暖流海域が
翌83年の3月の時点で
約3600万平方キロ、

地球の全海洋面積のおよそ
1割にも達しました。

これに伴い異常気象が
世界各地で発生したのですが、

インドネシアでは特有の
スコールが見れず、

オーストラリア東部、
ボルネオ島カリマンタン、
ブラジル北部、南アフリカ

などが旱魃の被害に遭います。

なかでもカリマンタンでは、

極度の乾燥状態から
山火事が発生し、

広範囲で熱帯雨林が肺となります。

さらにペルー沿岸に広がる
砂漠は豪雨に見回れ洪水となり、

ポリネシア諸島は、
連続的なハリケーンに襲われるなど

各地に被害をもたらします。

海水温が高まるエルニーニョ現象

こうした大型規模のエルニーニョの
周期サイクルを、

16世紀以降の推定記録から見て、

約15年に一回の割合で
起こるとする科学者もいます。

97年には最大規模の
エルニーニョ現象が起こり、

海水温度が5°以上上昇しました。

エルニーニョが起きる原因は、

当初は湧昇を起こす働きをする
南風が、

何らかの原因で長期的に
止まるか弱まってしまう為
ではないかと考えられていました。

しかし、その後ペルー近辺の
気象条件を調べたところ、

エルニーニョの起こる年も、
他の年に比べて弱くない
という事が分かっています。

ただし、

他の年と違うのは、

海面の暖水の層が厚くなり、

大陸棚の部分では底の方まで
温かい水で覆われてしまっている
ということでした。

海水温と世界の異常気象の発生の影響

つまり、湧昇そのものは
起こっているのですが、

湧昇する水が温かくて
海面近くの水の温度を下げないため、

プランクトンの繁殖には
役立っていないというのが
結論でした。

一部の地域の海水温が
高まる事で、

地球の反対側にまで影響を及ぼす
まさにダイナミズムな訳ですが、

この大規模エルニーニョ現象は、

過去に何度も起こっていますが、

周期は4~5年とする説、
6~7年とする説など、

あまり一定していません。

しかしエルニーニョが起きた年は、

不思議な事に北アメリカや
ヨーロッパでは、
冬期に異常寒波が来襲、

インドではモンスーンが弱くなり、

モロッコの砂漠地帯では
例年より大きな旱魃が起きたりします。

海水温が高まるエルニーニョ現象は
世界の異常気象の発生に影響
があるわけですから、

世界規模で研究が進められる
事が期待されています。

海洋物理学では、

このように遠く離れた場所での
現象との結びつきを、

「テレコネクション」

と呼んでいますが、

なぜそれが起きるのか、
或はどういう因果関係にあるのか

についてはまだハッキリとは
解明していないのです。

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 - 人と宇宙を司る不思議な周期の法則