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異常気象の周期サイクルと海洋と気候の食料、漁獲量への影響

      2016/11/30

異常気象の周期サイクルと海洋と気候の食料、漁獲量への影響
今回のテーマは、

異常気象の周期サイクルと海洋と
気候の食料、漁獲量への影響

について紹介します。

前回まで、経済や社会に
まつわる周期サイクルについて
考えてきました、

今回から少し自然界に
目を向けてみましょう。

経済にとって大きな
問題の一つが食料問題です。

1991年を境として、

人口の伸び率は食料供給の
伸び率を上回り、

一人当たりカロリー量が
低下をしてきたという統計があり、

さらに最近では日本の
食料自給率は減少傾向にあり、

カロリーベースで約6割、
生産額ベースで3分の1の食料を、

日本は輸入に頼っているのです。

これは先進国の中で
最低基準です。

またアジア、中南米、東欧、
アフリカなどの経済発展により
さらに著しいものになるかもしれません。

海産物も輸入に頼る事が多く、

海外の収穫量によって
大きく左右されるのです。

こうした状況の元で

食料の収獲の変動周期を
できるだけ掴んでおきたい
というものです。

そこでここではある現象の
周期サイクルについて
考えてみましょう。

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海洋と気候にみる異常気象

地球は水の惑星であり、
そのほとんどが海で
覆われています。

それゆえ気候や経済生活が
周期性に富む海洋の影響を
受ける事は明らかです。

世界中で異常気象が見られるわけですが、

その中でも元凶の
一つとされているのが、

「エルニーニョ」
「ラニャーニャ」

現象です。

エルニーニョというのは、

スペイン語で男の子(神の子)
を意味するこの名前の由来は、

南米ペルー沖で起こる
この現象が、

毎年クリスマス前後に始まる
事から付けられました。

エクアドルからペルーに
かけての沿岸では、

年間を通じて海面水温が
ほぼ20°に安定していて、

他の赤道海域に比べると
格段に冷たい海流が流れています。

これは沖合と沿岸よりに
二つの流れを持つ

フンボルト海流(ペルー海流)
という寒流が北上し、

さらに沿岸部で南西貿易風の
影響によって仮想の冷水が
湧昇している為だと言われています。

海洋の食物連鎖のダイナミズム

ペルー沖の海洋の温度の変化が
実は世界中に影響を与えるのです。

この湧昇流が、深層にある
栄養分に富んだ水を、

海面近くの有光層(太陽光の届く層)
まで押しあげ、

植物プラントンを
繁殖させているのです。

さらに植物プランクトンは
動物プランクトンを増加させ、

これらをエサとする小魚が集まり、

それを目当てにもっと
大きな魚が集まってくる

という食物連鎖サイクルが
成り立っているわけですが、

これも一つの循環周期
サイクルをなしているわけです。

周期サイクルの食料、漁獲量への影響

こうした周期サイクルの
影響から、

ペルー沖というのは

世界でも有数の漁場として知られ、

特にアンチョビ(かたくちいわし)
の漁獲量では、

並ぶ国が無いと言われるほどの
水揚げを例年記録しています。

なぜアンチョビが
この海域に集まるのかと言えば、

この小魚は、幼魚の時には
動物性プランクトンを食べ、

成長してからは
植物性プランクトンを食べる

という習性があります。

両方のプランクトンの集まる
この湧昇流が、

彼らの生存に最も
適しているからです。

事実、1971年にはペルー
だけで1000万トンもの

アンチョビの水揚げが
記録され、

ペルーの漁民の懐は
大いに潤ったと言います。

異常気象の周期サイクルとエルニーニョ

ところが翌年から
突如不漁となるのです。

漁獲量は72年に470万トン、
73年には240万トンに

落ち込みます。

では、なぜアンチョビの
漁獲量は急落したのでしょうか。

それが異常気象の
周期サイクルの影響なのです。

それはペルー沖の湧昇域の
水温が上がったため、

プランクトンが発生せず、
アンチョビが回遊して来なく
なったのです。

元々ペルー沖には、

毎年、冬期になると
赤道反流の暖水が南下してきて、

水温が一時的に2~3°ほど
上昇する時期がありました。

この時期になると、

アンチョビの群れは沿岸から離れ、
漁民は休漁期に入ります。

またココナッツやバナナを
育てる雨もこの時期になると
良く降るようになるので

地元では年に一回、クリスマス
の前後に起こるこの現象を
「エルニーニョ」と呼び、

感謝の意を込めていたのです。

海洋と気候の食料、漁獲量への影響

暖水が南下する期間は
3ヶ月ほどで終わり、

4月からは再び冷水で覆われ、

アンチョビの群れが帰ってきます。

言ってみればこの期間は
漁師さんたちにとって

ほどよい休暇であると同時に
他の時期には見られない
魚を捕る時期でもあったのです。

ところが、

年によっては暖水が
南部の沿岸まで広がり、

しかも4月以降も滞留する
ことがありました。

こうなれば、アンチョビの
不漁はもちろん、

エサ不足から海鳥が死んで
硫化水素ガス発生の原因になったり、

恵みのはずの雨が豪雨となり多発し、

ペルーやエクアドル一帯に
水害が起こるようになるのです。

次回、世界の異常気象の
きっかけになるエルニーニョについて

海洋と気候の食料、漁獲量など
への影響について

もう少し詳しく見て行きましょう。

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