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上司と部下の法則、アイヒマン実験と役割演技の心理学

      2016/10/10

上司と部下の法則、アイヒマン実験と役割演技の心理学
今回紹介するのは、

上司と部下の法則、
アイヒマン実験と役割演技の心理学

についてです。

生まれながらの上司と部下の役割
とは決まってはいないもの、

不思議なもので、

誰もが新卒で入社してから
何年も経てば、

口を開けば上司の悪口を
言うようになり、

30半ばになり
部下を持つようになれば、

今度は部下の愚痴を
言うようになります。

或は、ここまで人に厳しく
なれるのかと目を疑いたくなるような
鬼上司がいたりしますが、

これはなぜでしょうか?

実は人は与えられた役割を
忠実すぎるほど演じる傾向にあるのです。

これを心理学の用語で
「役割演技」といいますが、

職場における上司と部下という関係も
一種の「役割演技」の法則が
働いていると言えるでしょう。

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役割演技が殺人にまで発展した心理実験

心理学実験として有名な

「スタンフォード監獄実験」

というものがあります。

これは新聞広告などで
無作為に集めた人たちを

監獄内で看守と囚人に分けて
観察するという実験ですが、

本人たちは皆自分は
与えられた役割を演技しているだけだ
と分かっているにも関わらず、

看守役から囚人役への
虐待や暴力が始まり、

それが次第にエスカレートし、

それを知った弁護士や家族の
介入でようやく実験が中止された
という結果が残っています。

この実験をベースにした
ドイツ映画「es」では、

最後にはあまりの非人間的な扱いに
囚人たちが暴動を起こして、

殺し合いにまで発展します。

要するに、

看守役も観察側も「役割」に
入り込みすぎて、

現実との区別がつかなくなった
と言う訳です。

上司と部下の役割演技の法則

こうした事は
一般の会社でも起こっているのです。

上司が偉そうにしている、
なぜか威張っている、、

とうのは、もちろん

年上だからとか、
人事権や決裁権を持っているから

という理由もあります。

しかし心理学的に見れば

それよりも「上司」としての
役割を演じているからこそ、

よりいっそう
部下に服従を求めがちになる
という側面はあるのです。

もちろん、

上司の言葉を否定したり、
諌めた場合、聞く耳を持つ人もいるでしょう。

でも実際にはむしろ
怒りをつのらせる可能性の方が高いのです。

とくにこうした上下関係にうるさい、
体育会系の風土を持つような
会社の場合はなおさらでしょう。

一方で部下の場合も、

普通に考えれば
社会道徳に反する、

あるいは法律に触れるような事でさえ、

社長や上司の命令だから
という理由だけでよく考えずやってしまい、

後で事件に発展するという
ケースもよくあります。

まさに心理的影響の法則が
ここで生まれている訳です。

こうした事も部下の
「役割演技」によって、

上司の命令を無批判に
受け入れてしまうからです。

アイヒマン実験の心理学

命令服従に関しては

イエール大学の心理学者
スタンレイ・ミルグラム教授による

「アイヒマン実験」

がよく知られています。

ミルグラムさんは、

1963年、ナチスドイツの
虐殺に関わったアイヒマンらの心理状態を
追試するために、

新聞広告に「記憶に関する実験」
という広告を出しボランティアを募集しました。

こうして無作為に集められた
一般人を教師役と生徒役に分けて、

それぞれを異なる部屋に入れました。

そして教師訳に対して、
マイクを通じて生徒役に数問の問題を出し、

もし間違えたら、そのたびに
生徒の身体に電流を流すボタンを
押して罰を与え、

しかも間違いの数が増えるにつれて
電圧を高くしていくよう指示したのです。

ただし、実際には
電流は流さなかったのですが

教師役にはその事実は
知らされていませんでした。

一方の生徒役には
ボタンが押されたら悲鳴を上げて

いかにも電流が流れたかのような
演技をするように指示しておき、

そうした反応を教師側に
聞こえるようにしておいたのです。

アイヒマン実験と役割演技の心理学

要するに、この
アイヒマン実験では、

教師役だけが本当に
電流が流されていると
思わされていたわけですが、

教師役がもし躊躇したら

実験の管理者から
「責任は問われないから」
と言われ、

電流を流す事を促されます。

その結果、ほとんどの教師役が
ボタンを押したと言われています。

それどころか、

なんと人間が死ぬレベルの
最大電圧でもボタンを押した教師役が
6割以上もいたのです。

このアイヒマン実験が示しているのは、

閉じられた環境では、
権威者の指示に対して

人は抵抗する事が難しい、
というわけです。

アイヒマン実験と役割演技
という心理学から分かるのは、

一度役割が決まってしまうと、

人はその役割通りに動こうとする
心理が働く訳です。

逆に言えば、もし上司に
よく怒られたり嫌味を言われたり、

あるいは無視されたり
する事が多い場合は

自分が上司の期待する
役割を果たしていないから、、

と考える事もできます。

上司と部下の間にも
様々な心理法則が働いているのです。

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