スピリチュアルと脳の成功法則〜人生好転のテクニックの数々〜

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糖質制限とケトン体の分泌と脳の影響とは?歴史やメカニズム

      2016/10/24

糖質制限とケトン体の分泌と脳の影響とは?歴史やメカニズム
今回のテーマは、

糖質制限とケトン体の分泌と
脳の影響とは?歴史やメカニズム

について紹介します。

知能や記憶力は頭のよさ、
気分や意欲は性格によるもので、

遺伝子によって決定づけられている…

と思われがちですが、

実際はそうではないでしょう。

あなたの知能、記憶力、気分や
性格はいくつになっても
改善する事ができます。

脳が健康になり快適に働けば
知能や記憶量は高まります。

頭がスッキリして気分が良くなれば、
日々の生き方や性格も変わるはずです。

そして適切な栄養素の補給で、
それは高める事ができるのです。

前回まで糖質の過剰摂取による
脳への被害の恐ろしさについて
解説をしたのですが、

こんな疑問を持った人もいるでしょう。

「でも、エネルギー源として
使っている糖分を制限すると、
生きていけなくなるのではないでしょうか?」

…と感じる人もいるでしょう。

しかしそもそも原始時代から
食生活の歴史を見ると、

人類は糖質をあまり必要と
してこなかった事実があるのです。

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食生活の歴史や変遷と脳のメカニズム

私たち現代日本人は、

「主食」と呼んでいる
炭水化物を中心にした食生活を
送っていて、

それが当たり前の常識になっていますが、

実はその歴史は浅く、稲作が
始まったのは約2000年前からです。

それまでは、

動物を借り、果実や木の実、
魚介類などを採って生活をしていました。

いわゆる狩猟採集生活です。

この頃の食事は、現代社会のように
お腹を満たすためのものではなく、

生きていくエネルギーを
得るためのものでした。

いつも狩りが成功するとは限りません。

天候不順により植物を取りに
出掛けられなかった事もあったでしょう。

つまり、常に飢えと身近に
戦いながら暮らしていたのです。

糖質制限を意図せず
行われていたと言う事です。

でもそんなエネルギー源である
炭水化物を取らずに

どのように生きながらえていたのかと言えば、

それがケトン体と言う物質を分泌し
それをエネルギーとしていたからだ
と言う説があるのです。

ケトン体と言うエネルギー源の分泌

ケトン体と言うのは

簡単に言えば、

脂肪を分解するときに発生する物質です。

私たちは空腹になると
脳に供給されるブドウ糖が減少して
エネルギー不足になります。

そこで食事からエネルギーを得る訳ですが、

その食事がとれない場合に、

肝臓に貯蔵している
グリコーゲンをブドウ糖に変えて
エネルギーとしています。

このエネルギー回路のメカニズムを
「解糖系」と言います。

貯蔵グリコーゲンが尽きると、

今度は筋肉などのたんぱく質を分解し
アミノ酸を作り、

アミノ酸からブドウ糖を作り出して
エネルギーとします。

これを「糖新生」といいます。

これら二つは、最終的に
ブドウ糖をエネルギー源とする事から

「ブドウ糖回路」

と呼ばれています。

そして最後に分解されるのが脂肪です。

分解された脂肪は脂肪酸となり、

そこからケトン体が作られます。

ケトン体は細胞内のミトコンドリアに
送られてエネルギーに代わります。

この回路を「ケトン体回路」

と呼びます。

炭水化物を取らない民族の秘密

つまり農耕が始まる前
炭水化物に出会う前の人類は

飢えと戦いながら、
自然と糖質制限を行い、

肉類や魚介類などから
たんぱく質と脂質を補給しつつ、

このケトン体回路というメカニズム
を使ってエネルギーを得てきたのです。

ではエネルギー源が無いからと言って

彼ら体力や脳の知力は
現代人に比べて劣っててかと言えば
そうではは無い可能性があります。

ピラミッドや古代文明の
遺跡などを見てみると、

高度に知力、体力が発達していたのでは
と思わせる部分もあります。

現代社会でも
炭水化物をほとんど取らないで
生活をしている民族がいます。

代表的なのは
イヌイットとマサイ族ですが、

彼らは肉中心の生活を送りますが、
健康上の問題は特に見当たらないと言います。

極寒の厳しい地域でたくましく
暮らすイヌイットがエネルギー不足とは
考えられませんし、

マサイ族の身体能力の高さは
世界的にも良く知られています。

彼らもまた、
ケトン体回路を使って暮らしてる
と考えられているのです。

つまり依存性のある糖質を
取らなくても機能するエネルギー回路が

もともと人間には備わっているのです。

糖質が過多になりがちな現代社会

しかし現代社会は飽食の時代、

エネルギー源以上のただ
楽しむだけの糖分があまりにも
身近に溢れるようになりました。

糖質を制限すべきか、
控えるべきか、

色々と議論があるのは事実です。

しかし血糖値のコントロールが
脳の健康に影響を与えるのです。

正常な範囲内(血糖値約100)
にあるならば、

ブドウ糖は有害にはならないでしょう。

しかし現代人の食生活は、
あまりにも糖分、精製糖分が
溢れてしまっているのです。

血糖値が正常はにの限界を超えれば、
ブドウ糖は脳と身体にとって
有毒物質になります。

血統代謝異常の深刻な
状態が糖尿病です。

糖尿病になると神経細胞や
目からダメージを受け始め、

脳内でも炎症を起こせば
それがアルツハイマー病です。

アルツハイマー病の特徴は、
脳内の炎症で組織が破壊される事ですが、

過度のブドウ糖がその一因に
なっていると言われています。

糖代謝以上の人が増えるほど、

肥満、加齢による記憶力の低下、
アルツハイマー病、心臓病、糖尿病など

患者が増えて行くのです。

だからこそ現代人は、
糖質制限を試してみる価値は
あるのではないでしょうか、

実感として頭がスッキリし
明晰化した感覚はあります。

現代人が糖質制限すると?…

つまりケトン体と言うのは
飢餓状態にあるときに脂肪を分解し
発生、分泌する物質なのですが、

例えば山で遭難した人が

1週間を水だけで生き延びて
無事救出された、、

と言うニュースが時々聞かれますが、

食料やエネルギー源が無くても

ケトン体回路を使えば
生命活動を維持できる事を
示す例だとも言えます。

こうした危機的状況ではなくても、
人間はケトン体をエネルギー源
として使っています。

例えば、

一般成人男性が6時に夕食を取ったとします。

このとき、4時間ほどで
食べたものはブドウ糖に分解されてしまいます。

夜中の12時に就寝するとすれば、

このときは肝臓に蓄えられた
グリコーゲンも無くなってしまい、

お腹の空いた状態になっています。

しかし、たとえここで夜食を食べなくても
空腹を我慢すれば朝まで寝る事になります。

むしろ夜中に食べない方が、

翌朝、翌日の身体の状態も
脳の状態もすっきりしているはずです。

これはある種の糖質制限を
私たちは毎日やっていると言う事です。

糖質制限をしてもエネルギー不足にならない

こうしたメカニズムは

糖新生と言うシステムを使い
エネルギーを得ているからです。

筋肉などのたんぱく質を分解して
アミノ酸を産出し、

そこからブドウ糖を作っているのです。

ところが、この糖新生にも
限界があります。

全ての筋肉を分解するわけには
いかないからです。

就寝中とはいえ、
生命活動を維持していくためには
エネルギーが必要です。

では空腹なのに何も食べず
朝まで寝ていられるのはなぜでしょう?

ここでも活躍するのが
ケトン体回路です。

解糖系や糖新生からの
エネルギー補給が途切れた際に稼働し、

ケトン体をエネルギー源として
作り出してくれているのです。

だからこそ夕食後に夜食をとらなくても
朝まで寝ていられるのです。

つまり私たちの気づかない所で
ケトン体は活躍してくれるのです。

そしてつまり、

糖質制限をしたとしても
エネルギー不足に陥る事は無いと言う事、

ブドウ糖の代わりをケトン体が
担ってくれるからです。

さらに興味深い事に、

ケトン体は、身体のエネルギーだけでなく

脳のエネルギーとしても
使われる事が分かってきました。

糖質制限とケトン体の分泌に関する
歴史やメカニズムを踏まえ、

脳の力を最大限に発揮する
糖分、そして炭水化物との接し方、

さらに近年注目されている
ケトン食と言うものについて

次回は紹介していこうと思います。

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