スピリチュアルと脳の成功法則〜人生好転のテクニックの数々〜

最先端の脳科学から古代オカルトまで..「科学」と「非科学」を融合した成功法則

記憶を整理するレム睡眠も脳の疲れをとるノンレム睡眠も大切

      2016/10/25

記憶を整理するレム睡眠も脳の疲れをとるノンレム睡眠も大切
今回のテーマは、

記憶を整理するレム睡眠も
脳の疲れをとるノンレム睡眠も大切

について紹介します。

海の中を泳ぎ回っている
魚やイルカなどの水中哺乳類、

カモメなど多くの時間
空を飛んでいる鳥類は、

いつ眠っているのでしょう。

実は彼らは左右の脳を交互に
休息させながら活動しているのです。

右脳を眠らせる時は左目を閉じ、
左脳を眠らせる時は右目を閉じています。

このときレム睡眠はなく、
半分の脳だけでノンレム睡眠に
入ることで、

左右の脳は交互に睡眠をとる
と言うテクニックで半球睡眠と呼ばれます。

進化の系統ごとに、
睡眠の発生は変わってくるのですが、

魚類、両生類、爬虫類には
脳を休ませるレム睡眠はありません。

なので夢などは見ないのでしょう。

鳥類になればレム睡眠の
兆しはありますが、

その発言はわずか数秒です。

恐らく鳥も夢は見ていません。

そこから哺乳類に進化すれば、
モグラあたりから安定した
レム睡眠が表れます。

犬は匂いの夢を見るらしく、
猫は夢を見てネズミをとるそうです。

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人間のレム睡眠とノンレム睡眠の役割

さてさらに高度に脳が発達した
人間は睡眠中に、

レム睡眠とノンレム睡眠とが
交互に現れると言う話は

良く知られた話です。

特に脳の疲れを取るために
ノンレム睡眠をしっかりとるのは大切です。

人間の一日は身体的活動ばかりではなく、

一日の3分の1から4分の1ほど
睡眠という休息時間に充てます。

しかもその間も脳は活動しています。

「脳が活動しているならば
起きてるのと同じ事だから、

眠らなくても体を横にして
身体を休めておけばいいのではないか」

という思いも浮かびますが、

睡眠のは二種類があって、

身体を休めるレム睡眠と
脳を休めるノンレム睡眠があるのです。

レム睡眠とノンレム睡眠

これは1953年にシカゴ大学で

ナサニエル・アゼリンスキーと
ジン・クライトマンによって
発見された睡眠のメカニズムです。

さらにその研究は進み、
様々な機能を果たしていることが
徐々に分かってきました。

レム睡眠(REM)というのは

Rapid Eye Movement

の頭文字をとった言葉で、
直訳すれば

急速眼球運動

文字通り、レム睡眠中は
閉じた瞼の下で眼球が激しく動いており、

眠りは浅いのです。

一方で、深い睡眠というのは

瞼が動かないノンレム睡眠
(Non-REM)中に訪れます。

この時に眼球の動きは見られません。

このレム睡眠とノンレム睡眠とは
ワンセットになっており、

約90分のセットが、
一晩に4~6回繰り返されます。

一回目の眠りの時に
成長ホルモンが多く分泌し、

4、5回の眠りの時に
副腎皮質ホルモンはピークに
達するのです。

このサイクルは四回目の
ノンレム睡眠時に最も深くなり、

脳を休ませることで回復を
させる時間と考えられています。

90分サイクルを上手く活用しよう

「睡眠時間を十分にとっているのに
なんだか眠たい…」

「寝不足なのになぜか目覚めがいい」

という経験があると思いますが、

この眠りの90分サイクルが関わっています。

90分サイクルの途中で起こされてしまうと
まだ眠り足りない感じがしますし、

キリの良い所で起こされると
例え3時間しか眠っていなくても

なんだかすっきりするのです。

身体の休息という意味も踏まえて、
あまりに短い睡眠時間はお勧めできませんが、

このノンレム睡眠のサイクルを利用すれば、

忙しいビジネスマンでも、
毎日4,5時間の睡眠でも
快適な目覚めができるのです。

つまり90分を四回繰り返す
最も深いレム睡眠をよっておけば、
とりあえず回復はできるということです。

ただし理想を言えば、

5回繰り返した7.5時間前後の
眠りが心身の回復には最も適した
睡眠時間と言われています。

レム睡眠の時に夢を見る

ちなみに夢を見ている状態の多くは
レム睡眠の時です。

特に内容が鮮明で、
複雑な夢や色彩のついた夢を
見ている間は、

キョロキョロと急速眼球運動の
出現頻度が高くなるのです。

夢というのは

心の奥底に隠されている
無意識が意識レベルに上がってきた
ものであるとか、

覚醒時に得た多くの情報を
整理する役割を果たしているなど

様々な説が唱えられていますが、

レム睡眠によって身体を休め、

ノンレム睡眠によって
脳を休めているという説もあります。

睡眠の真の役割についても
さまざな議論がある状態ですが、

例えば、徹夜を続けると
集中力や思考力がガクンと落ち、

体内時計も乱れる事がありますが、

こういったところからも
脳にとって極めて重要な機能である事は、

間違いない事実ですね。

心地よく目覚めて
日中を活発に活動できる人は、

自分の睡眠リズムが分かっている人です。

何かとあわただしく
スピード化する社会だからこそ、

自分の脳と体にとって
大切な睡眠を上手にとることこそ、
脳の為に重要なのです。

記憶を整理するレム睡眠の特徴

ハーバード大学の
ロバート・スティックゴールド博士
によれば、

レム睡眠には

「結びつきのさほど強くない記憶、

多くの場合、感情をともなった
記憶同士をつなぎあわせ、

一つの物語のような物にまとめていく」

役割があると言われています。

こうしてバラバラの記憶が
関連づけられ、

定着、統合が進むというのです。

さらに最近の研究では、

レム睡眠時には海馬に一時的に
蓄えられていた短期記憶が、

大脳皮質に移行され、
整理、定着されると言われています。

ペンシルベニア大学の
研究チームは、

動物実験において、

海馬のLTP(長期増強)に
関わっているシナプスの

NMSA受容体が睡眠時に
増強される現象を発見し、

これが記憶の強化をもたらしている
可能性を示しています。

また、カルフォルニア大学の
サラ・メドニック教授は、

レム睡眠が創造力を強化し、

問題解決能力を高める
と述べています。

レム睡眠というのは、
新しい情報を過去の体験と統合し、

将来の為のより豊かなネットワークを
構築するプロセスというのです。

脳の疲れをとるノンレム睡眠の特徴

しかし、レム睡眠だけが記憶の
定着に関わっているわけではないのです。

脳の疲れを取り回復させる
ノンレム睡眠中も記憶に関する
役割を担っているようです。

ラトガーズ大学のブザキ博士の
ラットによる実験においては、

深いノンレム睡眠時に
海馬から発生する

「鋭波リップル」と呼ばれる
電位振動が、

海馬の記憶の大脳皮質への移行を
促すという研究結果を
発表しています。

レム睡眠とノンレム睡眠を
交互に行うことは、

全体としての記憶の統合や
定着を促しているのでしょう。

いずれにしても、
十分な睡眠を取らないと、

記憶は定着しにくいのです。

良く眠ることで頭が良くなる

2006年、ハーバード大学の
エレンボーゲン博士の研究チームは、

60人の被験者に二語で一組の
単語を20個覚えさせると言う
実験を行いました。

グループは「睡眠を取る組」と、
睡眠をとらない「覚醒組」
に分けられ、

さらにそれぞれの組の半数には、

記憶を妨害する為に、さらに
別の単語群を覚えさせました。

結果は、妨害のない組では、
睡眠組は覚醒組より12%
成績が良かったのです。

妨害した場合は、睡眠組の
成績が覚醒組を44%上回りました。

つまり、試験前夜の最も
効率の悪い勉強法は、

徹夜して、しかも色々な
科目を片っ端から詰め込む
というやり方なのです。

能率を上げるなら、
覚えるべきことを分けて、

覚えたら短い睡眠を取り、
その後、別の課題に取り組む
のが良いやり方です。

記憶を整理するレム睡眠も
脳の疲れをとるノンレム睡眠も

成長と回復をどちらも
しっかりとるべく、

次回は脳にとって理想的な
頭が良くなる睡眠の取り方について
詳しく見て行きましょう。

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