スピリチュアルと脳の成功法則〜人生好転のテクニックの数々〜

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外国語と脳と記憶力の関係、英語・語学学習にも音読が効果

      2016/10/20

外国語と脳と記憶力の関係、英語・語学学習にも音読が効果
今回のテーマは、

外国語と脳と記憶力の関係、
英語・語学学習にも音読が効果

について紹介します。

前回紹介した声を出す勉強法は

語学学習においても
大きな威力を発揮します。

「同時通訳の元祖」
と言われる国弘正雄さん

彼の例をとって話してみましょう。

同時通訳が一般化し始めた頃、
同時通訳と言えば、

誰もが即時に国弘正雄さんだ
と答えたほど、

彼は語学の達人でした。

その外国語の学習方法は、
「只管朗読」だったといいます。

曹洞宗の祖、道元が唱えた
只管打坐(ただひたすら坐禅する)
からヒントを得て作られた言葉で

「ただひたすらに朗読する」

という意味です。

ある雑誌に載っていた次のコメントが

只管朗読の真意を端的に物語っています。

「言葉の理解出来る英文を
何度も何度も反復して

大声を出して音読するのが
肝心という事です。

正しい音読の基本となる
ネイティブスピーカーの発音を聞いてから、
この只管朗読を心がけるのが

外国語上達のコツなのです。」

つまり英語・語学学習にも
音読が効果があるということです。

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トリリンガルのユダヤ人の秘密

ノーベル賞受賞者の割合が
抜群に高いなど、

知的に優秀な人を多く輩出する
として有名なユダヤ人ですが、

彼らユダヤ人には数多くの
トリリンガル(三か国語を使う人)
がいるという話があります。

私たち日本人にとって
英語一つ覚えるにも苦労しますが、

3つ以上の言語をスラスラ
流暢にしゃべるというのは驚きです。

流浪の民として歴史的に
自国を持たなかった彼らは、

シナゴーグや学校で学ぶ
ユダヤ民族の母国語としての
ヘブライ語、

家庭では方言としての母国語

スペイン系であれば
ラディーノ語、

東欧系であればイーディッシュ語

などを使っていたので、

少なくとも2言語を
自由に使いこなす環境にあった訳です。

それに加えて、
彼らの住む国の言葉、

例えば、

ロシアであればスラブ語や
スペイン語圏ならスペイン語、
ドイツ語圏ならドイツ語

或は国際語としての英語などを
使う訳ですから、

その結果、ユダヤ人の多くは
少なくともトリリガルとなるわけです。

また彼らは記憶力が抜群なのですが、
やはり独特の勉強法があります。

子供の頃から聖書の音読を
徹底させます。

6歳になることにはユダヤ人は
ヘデルと呼ばれる寺子屋のような所で、

聖書の朗読を教えるのです。

語学が堪能なユダヤ人だけでなく、
聖書を丸暗記する、

或は5000ページにも及ぶ
聖典タルムード全巻を
統べた記憶している人もいるのです。

ユダヤ人の記憶力の秘密も
音読にあると言えそうです。

声に出して読む勉強法はやはり
語学学習にも応用できるのでしょう。

外国語と脳と記憶力の関係

外国語を話すとき、
脳のどの部位が使われるのでしょうか?

例えばバイリンガルが
それぞれの言語を話す時には、

脳の別々の領域を使っている
のでしょうか。

これはまだはっきりと分かって
いない部分が多いと言います。

言語を習得する時期や
言葉の種類によっても変わり、

一概には言えないそうです。

バイリンガルが脳損傷により
失語を患った場合、

2つの言語が同時に影響を
受けることが多いため、

母語と第二言語の使用には
脳の同じ領域が使われている
のではないかと考えられていますが、

多くの例外が報告されており
はっきりとはしません。

一方で、2006年に
ロンドン大学や京都大学の
研究チームが、

バイリンガルの脳の働きに
関する研究報告を行い話題に
なりました。

英語が達者なドイツ人と
日本人にそれぞれの母国語と
英語により課題を課し、

その時の脳の活動を
fMRIで調べた所、

いずれも大脳基底核にある
尾状核のうち、特に左側が
活発に活動していることが
確認されました。

この左の尾状核が語学力に
関わる脳の部位であり、

言語を切り替えるスイッチの
ような役割を果たしている
と考えられています。

いずれにせよ、多くの
脳の部位を使う外国語を
勉強することで脳は活発化し、

さらに音読を学習法に加えると、
脳のあらゆる部位が活性化するので、

外国語を覚える時の
暗記力も高まって行くでしょう。

大人はネイティブにはなれない

ここで日本語と英語、または
母国語と外国語を

同じく流暢に話すバイリンガルに
憧れる人は多いかもしれません。

両親が日本人であっても
英語を話す人に囲まれた環境で
育った子供は、

自然と英語を母国語のように
話すようになります。

また、それぞれ違う
言語を話す両親の間に
生まれた赤ん坊は、

生まれた時から二つの
言語に触れる機会に恵まれ、

双方の言葉を話す
バイリンガルに育つことが多いです。

しかしここで、ネイティブのように
外国語が脳に入るためには、

時期が重要だと言われています。

言語獲得に関する
「感受性期」を調べた、

ロチェスター大学教授の
エリッサ・ニューポートさん
の研究発表があります。

感受性期というのは、

人間には言葉を身につけるのに
適した時期があり、

その時期を過ぎると言葉を
身につけることが困難になる、

という考え方です。

狼に育てられた少女として
有名になったインド人の姉妹が、

その後人間によって保護され、
言語の教育を施したものの、

妹のマアラは早死にし、
姉のカマラは17歳まで生きたものの、

結局数十の単語しか話すことが
できなかったことから
発見された概念です。

語学学習の鍵は幼児期にある

ニューポートさんは、

英語を第二言語としている
人たちを対象に

様々な文法のテストを行い、

第二言語(特に文法)の
獲得に感受性は、

7歳くらいまでをピークとして
徐々に衰えて行くということを
発見しました。

それぞれの言語能力によって
感受性の有無や時期は異なりますが、

例えば、日本人にとって
英語のLとRの発音の違いは
大変困難なものです。

こうした発音を聞き分ける
能力の感受性期は、

生後6〜12ヶ月くらいまで
と言われています。

脳波を調べた実験では、

日本人の子供も
生後6〜12ヶ月くらいは、
LとRの発音を聞き分けるそうです。

その後大人になってLとRの
発音の区別が苦手になるのは、

その感受性期に接する言語
(我々の場合日本語)では

LとRの発音を聞き分ける
能力が必要ないため、

脳が不要な能力として
切り捨ててしまうからと言われます。

つまり、語学習得の鍵は
幼児期にある!…とも言えるのですが、

しかしネイティブレベルの
語学力が身に付かなくても

何歳になってからでも
外国語を勉強すれば活用して使える
ようには誰でもなれる訳ですから、

語学学習は大切です。

そしてその学習方法としても
音読は効果的なのです。

英語・語学学習にも音読が効果

例えば、歴史の年号でも
数字の羅列として視覚的に覚えようとすると

なかなか頭に入りません。

しかし、ごろ合わせにして
音の響きで記憶すると、

覚えやすく思いだしやすくなります。

英語も同じで、単語一つ一つを
覚えるよりも、

文章全体のリズムとして覚える方が
ヒヤリングの力はついてくるとのこと。

「テイク・イット・イージー」

と言わずに「テッキッ・イージー」

という風にやるわけです。

全体のリズムとして覚える
これが試験英語と揶揄され、

実戦向きでないと指摘される
日本の英語学習に欠けている部分ではないでしょうか

単語一つ一つの意味を抑えながら聞くよりも、

全体のリズムで言葉を覚える

最初に単語ありではなく、
最初に文章ありなのです。

英語に限らず、効率のいい記憶というのは
全体から入って、細部にこだわる方がいい、

地理なら、全体を抑えて細部を抑える。

歴史なら大きな流れをつかんでから
小さな事を覚える方が、

記憶力の定着率はぐんと高まるのです。

英語だけでなく、様々な
勉強に音読の効果を
役立てて行きたいですね。

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