スピリチュアルと脳の成功法則〜人生好転のテクニックの数々〜

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マラソンのランナーズハイとエンドルフィン、脳のメカニズム

      2016/10/19

マラソンのランナーズハイとエンドルフィン、脳のメカニズム
今回のテーマは、

マラソンのランナーズハイと
エンドルフィン、脳のメカニズム

について紹介します。

マラソンの起源はその昔、

マラソンの起源は、
ギリシャ軍の「マラトンの戦い」での
勝利したことを伝えるために

フェイディピデスという兵士が
マラトンからアテナイまでを走り、

アテネに着くと勝利の伝えを叫び
息絶えてしまった…

という故事からきたと言われています。

現代でもオリンピックを始め
非常に人気のスポーツであり、

走る事は多くの人の
アクティビティとして
愛好されています。

ただ冷静に考えれば
走る事は辛い事のはずです。

息絶えた兵士のように
それは過酷な行動のはずです。

しかし、マラソンを趣味にする
人が多いのはなぜでしょう。

実はこれも脳で説明ができます。

昔から走ることは
気分が良くなる事は知られていました。

いわゆる「ランナーズハイ」です。

マラソンランナーなどが
走っていて気分が良くなる理由は
ずっと謎のままでしたが、

実は脳に秘密がありました。

1975年、スコットランドと
アメリカのチームによって

「エンドルフィン」という物質が
発見されたことで、

ランナーズハイと脳の関係が
科学的に説明できるようになったのです。

マラソンのランナーズハイと
エンドルフィン、脳のメカニズムや
仕組みについて考えて行きましょう。

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マラソンランナーの脳の使い方

「自分を褒めてあげたい」

これは1996年夏の
アトランタオリンピックで大活躍した
マラソンランナーの有森裕子選手の言葉です。

92年のバルセロナでは
銀メダルを手に入れたものの

その後、体の故障や精神的な
スランプ手術など、

いくつもの障害に見舞われました。

それらを克服して走り抜き、

見事銅メダルに輝いた彼女に
誰もが惜しみない賛辞を送った事
だと思います。

長時間ひたすら走り続ける長距離走が、

肉体的、精神的にどれほど苛酷かは、
想像に難しくありません。

厳しいストレスに打ち勝ち、

誰よりも早いゴールインを
目指す選手たちは、

肉体的能力を鍛えると同時に、

忍耐力、意志力、集中力、持続力など

強じんな精神力も養わなければ、

勝利を手にするどころか、
完走も難しいです。

つまり、肉体的鍛錬でなく、
脳も上手く使いこなさなければ
いけないのです。

ここでその脳の仕組み、メカニズム
はどうなっているのでしょうか。

ストレスとホルモンの関係

私たちが目標達成に向かって
努力する際に発揮される
諸々の精神的な力を引きだすために、

長距離走者はもちろん、

多くのスポーツ選手は日々鍛錬
している訳です。

そしてその力を引き出す…

そのカギはストレスにあります。

ストレスは生理学的に専門的に言えば、

古い脳である大脳辺縁系の働きを、

新しい脳である大脳新皮質が
抑制する事によって生じます。

動物としての自然な欲求を
理性と言う人間らしさが抑え込んで
ゆがめてしまう訳です。

そしてストレスを感じると、

脳と体の中で「POMC」
と言うホルモンが作られます。

POMCは酵素の働きで

エンドルフィンと
副腎皮質刺激ホルモン(ACTH)

に分解されます。

そしてエンドルフィンという物質は、

運動などストレスがかかる際に、

脳を落ち着かせ、モルヒネを
摂取した時のような多幸感をもたらし、

ストレスによって肉体が
限界に差しかかるときに

痛みを忘れさせ、
目標に向かって突進させる
麻薬のようなものなのです。

そしてマラソンにおける
ランナーズハイは、

このエンドルフィンが出ることで
引き起こります。

エンドルフィンの役割とメカニズム

エンドルフィンは、
心のストレスを和らげるとともに

脳に快感をもたらすドーパミンの
働きを促します。

ACTHは身体のストレスを癒すとともに、
集中力や注意力を高める作用があります。

マラソン選手などを見ると、

声援を送る私たちには
走者の顔が苦しさで歪んで見えます、

辛くて棄権したいと考えているのではないか

と客観的には思いますが、

実際は逆なのです。

彼らの脳は、実は快感を
享受しているのです。

長い距離を走り続けることで
生じる過重なストレスが、

マラソンランナーの体内にPOMCを
せっせと作らせます。

POMCは分解されてエンドルフィンになり
快感物質ドーパミンの分泌を促すのです。

こうして、長距離選手の脳は、

快感を得続けるために、
さらに走りたくなってくるのです。

ACTHの働きで集中力が高まっており、
これらの相乗作用で

やる気がまずます充実しているのです。

このようなホルモンをうまく活用しているのが
一流選手と言う訳です。

エンドルフィンとパノラマ記憶

ちなみに、走馬灯などと呼ばれる

登山家が転落したり、
人が溺れかけた時など、

自分の人生をパノラマのように
見ると言う現象が言われています。

それは時間にすれば一瞬
にもかかわらず、

ずいぶん長い時間に
感じられるとも言いますが、

臨死体験の時に表れる
現象の一つとして、

「パノラマ記憶」などとも
呼ばれていますが、

これもエンドルフィンが
関わっていると言われています。

パノラマ現象の起きる
メカニズムは以下のように
説目視されています。

恐怖の為に放出される
大量のアドレナリンのせいで、

まず脳が急激に活性化されます。

そこで脳内の情報のやりとりが
加速化される為に

時間が長く感じられるのですが、

そこにさらにストレスと
低酸素状態によって、

脳内麻薬物質のエンドルフィンが
放出され、

痛みや恐怖を抑制します。

この作用が記憶と時間感覚を
つかさどる脳の部位の働き
を抑制するとともに、

側頭葉で自発的な
異常放電が生じ、

ランダムに呼び出された
記憶が映像として展開する

ということです。

ただし、臨死体験をすれば、

必ずパノラマ記憶現象が
起きる訳ではなく、

心理学者のケネス・リングさん
の調査によれば、

臨死体験をした102名のうち
パノラマ記憶を報告したのは
12名だったそうです。

また、自殺未遂のような
自らを危険を求める状況では、

パノラマ記憶は起こらないと言います。

エンドルフィンの発見

さて、マラソンのランナーズハイ
の時に分泌すると言う

エンドルフィンですが、

科学者たちは
こうしたランナーたちの
脳波や血液を採集して調べた結果、

エンドルフィンの存在が解明されたのですが、

エンドルフィン(endorphin)は

ギリシャ語で「内側」を表す「endo」と
「モルヒネ」を表す「morphine」を
くっつけてできた言葉で

「脳内麻薬」という意味で、
脳内で自然に作られるモルヒネという事です。

そして、エンドルフィンが出るのは
マラソンの最中だけでなく、

恋愛する時や音楽を
聞く時にも放出すると言います。

マラソンのランナーズハイと
エンドルフィンと脳のメカニズムは

私たちの仕事や勉強にも
十分と応用できるものでしょう。

そして私たちがストレスに立ち向かう時に
非常に大切なものなのです。

私たちをチャレンジへと駆り立てる
魔法の物質であり、

限界を超えても目標に向かって進ませる、
脳内物質なのです。

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