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長期記憶の種類、陳述記憶と手続き記憶の活用法や特徴とは?

      2016/10/19

長期記憶の種類、陳述記憶と手続き記憶の活用法や特徴とは?
今回のテーマは、

長期記憶の種類、陳述記憶と
手続き記憶の活用法や特徴とは?

について紹介します。

記憶と言うのは考えれば考えるほど
不思議な性質を持っています。

以前に飼っていた犬の
名前を覚えている記憶もあれば、

お使いに行った時の
買い物リストを覚えるような
記憶もあります。

前者の場合は何年も前の
事であってもずっと記憶していますが、

後者であればせいぜい
数分くらいしか覚えていません。

このように覚えている時間の
長さによって記憶は、

長期記憶と短期記憶と言う
種類に分かれます。

短期記憶の中でも、

例えば電話をかけるという
作業が終わるまで番号を
覚えておくというような

記憶をワーキングメモリーと呼び
区別する事もあります。

脳の中でも海馬と呼ばれる部分が、

短期記憶のうちに必要なものを
長期記憶に変換する役割をしており、

記憶を固定化すると言われています。

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長期記憶の種類、陳述記憶と手続き記憶

記憶は学問上さまざまな
分類で種類が区分されています。

短期的記憶と長期的記憶、
単純記憶と複雑記憶

…とこれまで紹介してきましたが、

長期記憶には他にもその
性質によって、

「陳述記憶」と「手続き記憶」

という分け方もされます。

そして陳述的記憶はさらに

「意味記憶」と「エピソード記憶」

にと言う種類に分けられます。

意味記憶というのは

「位置エネルギーは高さと質量に正比例し、
運動エネルギーは早さの二乗と質量に正比例する」

「我が輩は猫である」の作者の名前、

「フランスの首都はパリだ」

というたぐいの、試験で問われる様な
知識や、一般常識の事です。

夏目漱石を読んだ事が無くて
パリに行った事が無くても
記憶しているように、

個人の経験とは別に成り立つ記憶です。

エピソード記憶というのは

「受験勉強は苦しかったが、
志望校に入れてうれしかった」

「昨日の夕食に食べた
ステーキとワインは美味しかった」

というような、個人的な
体験の記憶の事です。

分かりやすくいえば「思い出」であり、

恋人との初デートの思い出や
昨日食べたものの記憶などのことです。

エピソード記憶には、

その出来事が起きた場所や時間、
順序などの関係性を伴うのが特徴です。

この陳述記憶の2種類、

特にエピソード記憶は
海馬が司り、

意味記憶は海馬周辺にある
側頭葉内側の皮質が司る能力
と言われますが、

この部分に障害を受けると、
記憶に障害が出るものです。

手続き記憶とは体で覚える記憶

手続き記憶と言うのは、

意識にのぼらない、いわゆる
「身体で覚えた」記憶の事です。

自転車の乗り方などがこの
記憶の特徴なのですが、

練習するうちにある時
突然上手く走れるようになり、

その後は乗り方を意識する
必要がありません。

楽器の演奏や、ダンスのステップ
などもこれに当たります。

この記憶は脳の脳基底核が、

運動の学習を行う事で
記憶に関わるのですが、

陳述記憶と違って、
手続き記憶は海馬や側頭葉が
損傷してもなくならないと言われています。

そして手続き記憶にも
何種類かあります。

自転車に乗れる、テニスがうまい、
包丁さばきがうまいなどと言った

いわば体で覚えた熟練技能。

簡単な計算ができたり、
いい味を出すための塩の量を
覚えていたりという認知的技能などです。

梅干を見て唾液が出たり
熱いものに触れて手を
引っ込める条件反射も

手続き記憶に含まれます。

前にきたものが後に来るものに
影響を与える事を

「プライミング」と言いますが、

これも手続き記憶の一種です。

東京
名古屋
福岡

と言うリストを見せた後に

名○屋

と魅せた場合、

自然と「○」には「古」を連想する
と言った記憶の事です。

日常で使う意味での
記憶らしい記憶は

エピソード記憶と意味記憶
の二つですが、

この二つのうち、
私たちがとりわけ苦手にしているのが
意味記憶と言えます。

通常、学校の勉強と言えば、
テストで正解するために

意味記憶がメインに試されます。

恐怖や快感で強調される記憶

私たちは全ての物事を
同じように記憶している訳ではないのです。

そうです。

記憶には種類があるのです。

「目の前で交通事故を目撃した」

と言う出来事は強烈に
記憶に残りますが、

3日前に食べた夕食の献立は
忘れている事が多いです。

こうした違いは「扁桃核」
と呼ばれる器官の働きが関わっています。

外部から入ってきた情報は
海馬に送られますが、

このとき海馬は全ての情報を
同等に扱うのではなく、

状況に応じて特定の情報を
強化する役割を果たしているのです。

海馬のそばには、恐怖や快感
と言った情動を司る扁桃核が
あるわけですが、

この扁桃核が刺激を受けると、
その刺激が海馬に伝わり、

海馬の情報を強固なものにします。

だからこそ事故現場のように
強い恐怖を伴った情報や、

逆に快感や喜びを呼び起こす
ような情報ほど強化され、

長期記憶として保存され
やすくなるのです。

こうした記憶のメカニズムの
基本を知っておいてください。

このメカニズム特徴を知ると、
学習や記憶に応用できるのです。

記憶力を高めるコツ

現代では、記憶力が
陳情的記憶の意味記憶に
偏りがちなのですが、

むしろ私たちは手続き的記憶を
もっと重視するべきでしょう。

例えば、優雅なダンスができる人は
一糸乱れない技の記憶を
頭の中から取り出せる人ですし、

グルメな人は食べ歩いて鍛えた
味覚を忘れない人の事です。

しかも手続き記憶は
忘れにくいという特徴があります。

自転車の乗り方を一生忘れないように
体で覚えて血肉となった経験は、

いつでも必要な時に呼び出せるのです。

意味記憶を意図的に
エピソード記憶に作り替えるのも
一つの方法で、

例えば、

『吾輩は猫である』=夏目漱石の作品

と言う情報は、意味記憶として
しかインプットされませんが、

実際に小説を読んで
面白いと感じたとたん、

情報は自分の経験を伴った
エピソード記憶になり、

記憶として定着しやすくなるのです。

陳述記憶と手続き記憶とは何か?

記憶は、この手続き記憶のように

体で覚える工夫をすると、
より確かなものにすることができます。

例えば新製品の情報を覚える時は、
仕様書や担当者の説明だけを覚えるのでなく、

実際に製品を見て、触ったり、
動かしたりしてできるだけ五感を使うのです。

その方が全体を捉えて
理解ができるために、
頭に入りやすいのです。

「色が鮮やかである」「重い」
と言った五感から得た情報が、

記憶を想起する糸口になるという事です。

他にもまた

歴史上余りなじみの無い
人名や出来事を覚える際も、

映画や歴史小説の中で
「感動」を伴って知れば

それはエピソード記憶に変わり、

さらに実際に史跡を訪ねれば
それもエピソード記憶に変わります。

このように、
陳述記憶と手続き記憶
エピソード記憶、意味記憶と言う

記憶の種類と特徴を捉える事で
効果的に記憶が可能になるのです。

長期記憶の種類、陳述記憶と
手続き記憶の特徴の違いをしれば
その活用法も分かってきます。

覚える気にならなければ記憶されない 

また記憶については、

何はさておき心に
とどめてほしいポイントがあります。

それは

意味記憶と言うのは

覚えようと言う意志を持たなければ、
覚えられないと言う事です。

当たり前の事のようですが、

案外、この大前提を
忘れてしまっている人が多いです。

よく

「初対面の人の名前を覚えられない…
自分は記憶力が悪いんだ」

と嘆く人がいますが、

それは正確ではないのです。

人の名前を覚えられない理由の多くは

記憶力の良し悪しよりむしろ
真剣に覚えようとしていない事にあります。

意味記憶と言うのは
エピソード記憶のように

感情が伴わないので
楽に覚える事が出来ません。

覚える気の無いものは
記憶に残らないのです。

以上、長期記憶の種類、
陳述記憶と手続き記憶の特徴を知り、

実際に活用して行きましょう。

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