スピリチュアルと脳の成功法則〜人生好転のテクニックの数々〜

最先端の脳科学から古代オカルトまで..「科学」と「非科学」を融合した成功法則

子供の脳と大人の脳どちらが記憶力が高い?年齢と暗記力の関係

      2016/10/19

子供の脳と大人の脳どちらが記憶力が高い?年齢と暗記力の関係
今回のテーマは、

子供の脳と大人の脳どちらが
記憶力が高い?年齢と暗記力の関係

について紹介します。

私たちはつい、年を重ねる
事にネガティブなイメージを
抱いてしまいがちです。

確かに人体は加齢と共に
衰えて行くものです。

しかし脳と言う臓器を考えた場合、
特に高度な知性を持つ人間の場合、

脳の実力と言うのは、

知識や経験によって鍛えられます。

人間の脳と言うのはその
新鮮さを競うフルーツジュース
のようなものではなく、

熟成するほど価値の高まる
ワインのようなものと言えます。

ここで子供の脳と大人の脳では
どちらが記憶力が高いのでしょうか?

一般的には、

子供の脳の方が記憶力は高く、
加齢によって記憶力は低下する

という思い込みをしている人がいますが、
これは正確ではありません。

確かに、純粋な記憶力、
つまり丸暗記の能力は
幼児期に9割決まると言います。

例えば、
音階を正確に識別できる
絶対音感というものがありますが、

その能力は3歳までに
身につけないといけません。

大人になってから絶対音感を
いくら習得しようと努力しても
無理なのです。

また将棋や囲碁といった
記憶力を必要とする競技は

幼児の内からなじんでいた方が
断然有利とされています。

では大人の記憶力は
子供には勝てないのでしょうか?

いいえ、そんな事はありません。

スポンサーリンク

棒暗記が得意な子供

子供の脳というのは、いわば
真っ白なキャンバスのような状態ですから、

意味やつながりのない事でも、
簡単に書き込むことができます。

すなわち、受験勉強的な
棒暗記、丸暗記を得意とする脳なのです。

この能力のピークは10歳前後、

ちょうど掛け算の九九を
叩き込まれる時期に当たります。

子供のうちは、
単純記憶を繰り返す事が、

神経細胞のネットワークを
鍛える訓練になるのです。

しかし逆に、子供は忘れっぽいのも特徴です。

これは長期記憶を担う脳が
まだ未完成な状態にあるためです。

大人になるほど脳は全体的に働く

一方で脳は成長するに従って
単純記憶力は弱まっていき、

複雑記憶力というものの
力の方が高まってきます。

獲得したさまざまな知識が
相互に関連し合うようになるとともに

新しい情報も登録済みの情報と
絡み合って脳に入力されるようになるのです。

つまり大人になるほど脳が総合的、
全体的に働くようにある訳です。

恐竜の名前を覚えたり、
動物の名前を覚えたり

10歳の子供に大人は
丸暗記ではかなわないかもしれません。

データのインプット能力は
年齢を重ねるごとに不利になります。

しかし丸暗記が優れていることと
記憶力が優れている事は
イコールではありません。

そのことを実証したある実験があります。

年齢と暗記力の関係、大人の脳の記憶力

ウェクスラーの記憶検査と
呼ばれるものがあるのですが、

やり方は被験者に
二分ほどの物語を聞かせて、

30分後にどれくらい内容を
覚えているかを調べると言うものです。

そして言語能力を必要とする
この記憶テストでは、

20~30代が最も優れている
という結果が分かりました。

これは、学習で得た情報が
消えることなく固定され、

その上に実体験を通じて得た
新しい情報が絡まり合いながら
積み上げられていき、

記憶力がますます増して行くからです。

大人は丸暗記以外の方で

つまり、成人は物事の断片を
細切れに記憶するよりも、

ストーリーの中で覚えた方が
覚えやすいし忘れにくいという事です。

しかも一つ一つの事がらをきちんと理解し
前後関係を把握していないと
ストーリーにならないから、

この方法は理解を一層深める
効果もあります。

「なるほど」

とひざを打つようなときには

一種の感動、心の動きが
あると言えるわけです。

成人の脳は単純記憶に向いていません。

受験勉強的に詰め込む暗記を捨てて、
得意とする映画的な複雑記憶の方法を
マスターして

記憶力アップを図る方が合理的なのです。

大人は脳科学的に見ても確かに

歴史の年号を丸暗記するような
能力は衰えてしまいますが、

事件が起こった背景や
状況といったストーリー性を
重視した記憶法に切り替えれば

補強できると言う事なのです。

記憶と言うのは神経細胞の
ネットワークが変化する事で、

蓄積される情報が増えるほど、
それぞれの記憶が有機的に結びつき、

連想や推論と言った思考力が
パワーアップする事になります。

つまりたくさん経験を積み、
たくさんの知識を貯えた大人の脳は、

子供の脳より、神経細胞の
ネットワークが強化された脳で、

ある種の記憶、暗記力については、

子供より大人の方が、
遥かに優れているのです。

年齢を重ねると物覚えが悪くなる?

「でも年齢を重ねるごとに
物忘れがひどくなってきて…」

と言う心配もあるでしょう。

ここで、記憶にはいくつか種類
がある事を知っておくと、

私たちの記憶力に関する
認識は大きく変わるでしょう。

もず物忘れに代表する
記憶力の低下は、

大半が「意味記憶」や
「ワーキングメモリ」に
関わるものである

ということです。

「ワーキングメモリ」

と呼ばれる記憶は、
電話番号を覚えるような極めて
短い記憶の事です。

実はこの種の記憶は
海馬の担当ではなく、

大脳皮質の46野と言う場所で
なされています。

すぐに忘れることを前提とした
一時保管のような記憶です。

しかし、これが友人や恋人など
大切な相手の電話番号になれば、

脳はずっとおいておこうとします。

「これは大切な○○さんの番号だ」

と言うインフォメーションや
感情を伴えば、

大脳から海馬へと、電話番号
の情報が送られるのです。

そうして海馬が働いてその
電話番号は短期記憶となり、

それが繰り返され大脳皮質に
蓄積されるようになれば、

長期記憶となりそれは
脳に定着します。

こうした具体的なエピソードを
伴わない記憶を「意味記憶」
と言う訳です。

大人の脳より優れた子供の脳の暗記力

さて問題はこのときの、

「海馬に入る刺激の強さ」

になるでしょう。

柔軟性に富んだ若い脳であれば、

少ない刺激にも敏感に反応して、
それを記憶して行く事ができます。

若い頃の初恋の相手の
電話番号を覚える気持ちと、

年齢を重ね経験を積んだ
オジサンが飲み屋でおネーさん
に聞く電話番号とでは

刺激がまるで違います。

大人になって脳の
柔軟度が衰えてしまうと、

少ない刺激では上手く
記憶として蓄積できない訳です。

以前短歌の百人一首を
子供スラスラ暗記できるが、

大人はなかなか出来ない
と説明しましたが、

「意味記憶」を覚える力は
子供の方が高いです。

丸暗記する力は、

どうしても年齢を重ねるうちに
低下して行ってしまいます。

ただここで考えて欲しいのが、

「丸暗記がそれほど重要か?」

と言う事です。

電話番号を覚えにくくなったら、
アドレス帳を持ち歩けば良いし、

物忘れが多くなったら、
メモの習慣を付ければいいのです。

大人になるほどそうした
知恵が出てくるものです。

大人にあった学習法を活用しよう

ここまで、

記憶には短期記憶と長期記憶、
単純記憶と複雑記憶があり、

大人がどれだけ頑張っても
断片的な情報をすっと覚えてしまう
子供にはかなわないという事、

意味のあるストーリーとして
全体を把握して

理解と反復、反芻を深める方が、
合理的な記憶術である事を
分かってもらえたと思います。

それでも大人が記憶を充実させる際、

何が何でも頭に詰め込む
受験勉強的暗記につい頼ってしまう
人が多いかも知れません。

これは若いころに抜き差しがたく
植えつけられた一種の悪癖と言えるでしょう。

年齢と暗記力の関係を踏まえた上で、

では大人が効率的に記憶をしていくには
どうすればいいのか?

次回詳しく話して行きましょう。

スポンサーリンク

 - 脳をとことん鍛える方法