スピリチュアルと脳の成功法則〜人生好転のテクニックの数々〜

最先端の脳科学から古代オカルトまで..「科学」と「非科学」を融合した成功法則

脳の内側と外側、奥から表面、古い部分から新しい部分の進化

      2016/10/19

脳の内側と外側、奥から表面、古い部分から新しい部分の進化
今回のテーマは、

脳の内側と外側、奥から表面、
古い部分から新しい部分の進化

について紹介します。

これまで脳を右側と左側
前と後ろから見てきました。

次に今度は脳の内側と外側に
違いを見てみましょう。

人間の脳を断面化して覗いてみると、

一番内側から

視床下部や扁桃体など
原始的な生存を司る大脳基底核
と呼ばれる部分があり、

これを別名爬虫類脳と呼ばれます。

その外側に大脳辺縁系と呼ばれる

生存を維持する為に
関わる脳の部分があり、

これが別名哺乳類脳

そして脳の一番外側は
大脳新皮質と呼ばれています。

いわゆる人間的な思考を
司る部分なので人間脳とも呼ばれます。

進化の過程で脳は身体をうまく
動かしながら、

生き残りに役立つように発達
してきたのです。

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脳の奥から表面への進化

もう少しこれを生物の脳の進化
と言う観点から詳しく見て行きましょう。

古生代に登場した魚類は
脊椎にそって太い神経、脊髄が走り、

その先が脳になっていました。

この脳は極小さいものですが

私たち人間の脳の最も奥にある
「脳幹」や「間脳」と
ほとんど同じ機能を持ちます。

この部分が、

呼吸、摂食、睡眠などをコントロールします。

生命維持機能に特化した
中枢神経なのです。

さらに進化に従い脳の構造は
少しずつ複雑になりますが、

爬虫類になれば、脳幹の外側に
別の脳が見えます。

この部分はおもに嗅覚情報を
処理する部位で、

獲物や避けるべき外敵を捜索したり、
繁殖の為の相手を捜したり、

いわば本能的な欲求を
満たす為に発達した脳です。

必要なものには近づき、
危険なものは回避する
その判断を司るのです。

この脳は哺乳類にも見られ、
人間の大脳辺縁系と呼ばれる
部分に相当します。

人の大脳辺縁系は、
嗅覚情報を受ける部分が小さく、

目に前の事態が自分にとって
快か不快かを判断し、

その記憶を保存する機能があり、
情動を司る脳と言われます。

脳の古い部分から新しい部分の進化

こうした情動を「心」と呼ぶならば
爬虫類にも哺乳類にも「心」がある
と言う事になりますが、

さらに進化した哺乳類では
新しい脳と言う「大脳新皮質」が
発達してきます。

このお陰で哺乳類ほど、

両生類や爬虫類に比べると
多様な行動をして、

より外的環境に適応するようになります。

例えば、亀やカエルが
飼い主に対して愛着を持って
接する事はなく、

反射的な逃走か、食物や
異性への接近行動しか見せませんが、

犬や猫、馬など哺乳類は、

飼い主を覚えて愛着を持ったり、
仲間を守る行動をとるようになります。

それより進化した人の脳は表面に
大きく発達した大脳新皮質を持ちます。

これが大脳辺縁系を上位から
統制しコントロールします。

また人の脳の特徴は、

新皮質の前側の前頭葉に
大きな連合野があり、

この部分があるからこそ、

情報を組み合わせ、自分を把握し、
意識的に考え、

ときに自分の生存を犠牲にしても
何かを求めると言った

複雑な動きをするようになります。

この大きく進化した大脳新皮質が
人間たらしめている脳の部分なのです。

命に関わる大切な機能を
脳の一番奥に守りながら、

徐々に高度な機能を持つ脳を
表面に取り付けて行くように、

脳は生存を司る古い部分から
新しい部分の進化をして行く訳です。

脳の内側と外側を見て行くと

さて、この大脳新皮質は
いくつものしわが刻まれて
幾重にも折りたたまれています。

この皺を伸ばすと新聞紙大
にもなるらしく、いわゆる
脳と言う感じのものですが、

頭蓋骨に収まっている脳の中に
刺激によってネットワークを作る
約140億もの神経細胞が
ぎっしり詰まっており、

さらに、この左側が
論理的な思考を担い、

右側が空間的、
感覚的な認識を行っています。

ここで、右脳と左脳をつないでいる
脳梁の部分で脳を垂直に切り離したと
仮定してみましょう。

すると、やや灰色がかかった
大脳新皮質よりも白っぽい
大脳辺縁系が現れます。

大脳新皮質は大脳辺縁系を
すっぽり包み込む形になっています。

カサの小さなキノコが大きな
ベレー帽をかぶっているような形です。

そして実はこの構造こそ、
生物の進化のプロセスを
物語っているのです。

内部から進化を始めるわけです。

爬虫類の場合、大脳基底核
と呼ばれる極めて原始的な脳が
ほとんどを占めますが、

下等な哺乳類になると
大脳基底核の上に古い皮質が
加わるようになります。

それが高等哺乳類にまで
進化すると、

さらに新皮質が発達してきて
大脳基底核、

古皮質を包み込むように
大きくなります。

このかさの小さなキノコのように見える
大脳辺縁系が、

爬虫類脳や下等哺乳類脳に
起源を持つ部分なのです。

子供の脳も古い部分から新しい部分へ進化する

ここは胎児の発達を見ても、
新皮質より完成されるのが早いです。

構造として、より古いもの
であることがうかがわれます。

ここは食欲や性欲と言った本能、
快不快や恐怖、

怒りと言った基本的な情動を
司っており、

さらにホルモン分泌、自律神経や
内臓の働きにも関係しています。

動物として生きていくのに
必要な機能を担っているのです。

この大脳辺縁系の外側に、
大きなベレー帽のような新皮質があります。

人間特有の複雑な思考や行動を
コントロールしている部分です。

つまり、生物は古い脳を改良したり
捨てたりしたのではなく、

必要な新しい脳を古い脳の上に
どんどん付けくわえながら、

不要な部分を小さくして、
進化の道を歩んできたのです。

そして脳を最も大きく発達されたのが、

私たち人類と言う訳です。

大切なのは辺縁系と新皮質の関係

そして、脳を鍛えるという
観点から見れば、

動物的な大脳辺縁系と
人間的な大脳新皮質との
関係こそが、

生きて行く上での最大のテーマに
なるでしょう。

赤ちゃんとして生まれた時は、
動物脳が主体になって働き、

成長するに従って人間脳が発達する訳です。

そしてこの発達は恐らく、

遺伝的な面と教育を含めた
環境面の要因が左右する訳です。

幼少期から受けるしつけなどは、

人間脳を発達させ、人間社会で
豊かに生きて行く為に必要なものです。

だからと言って動物脳を
軽視して良い訳ではありません。

自分のみを守る為に存在する
のが動物脳な訳ですから、

自分は死ぬかもしれないという
不安や恐怖を感じたり、

食欲や性欲を満たして
快感を得ようとする事が

動物脳の原動力な訳です。

不安を感じる事も、危険を
回避して生き延びる為に、

どうしても必要な反応なのです。

最近の都会で育つ子供は、

危険を回避する能力が
弱くなっていると言います。

幼い頃から躾を強要され
安全な家の中でテレビゲームで
遊ぶことが多く、

自然の中で遊び痛い目に会うような

自分の身体を通じた経験が少ないため、

動物脳が発達しきっていないのが
原因と言われています。

進化に沿った人間の脳の鍛え方

とは言えもちろん、

動物脳が主体になっていては
社会生活がうまく行かないのも事実です。

例えば、事故などで
脳の一部を損傷した場合、

他人の感情がまったく
分からないようになったり、

まるで性格が変わったように、

暴力的になり攻撃的になる
と言う患者となると言われています。

動物脳の逃げるか戦うか
と言う本能が主体となってしまい、

異常行動を起こしてしまうのです。

これは事故だけではなく、

ストレスやお酒を飲んだとき、
環境によって変わってくると言う事です。

動物としての本能は、
生きて行く上で非常に重要ですが、

それを自分の意思でコントロール
できるからこそ人間なのです。

生きる為の大きな土台である動物脳と

人間としての高度な機能を司る
人間脳のバランスが整った
鍛え方をするべきと言う事です。

その為の具体的な方法も
次回以降から紹介して行きますが、

まずは脳の内側と外側、奥から表面、

と古い部分から新しい部分へ進化する
脳の特徴について理解しましょう。

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 - 脳をとことん鍛える方法