スピリチュアルと脳の成功法則〜人生好転のテクニックの数々〜

最先端の脳科学から古代オカルトまで..「科学」と「非科学」を融合した成功法則

記憶は5つのタイプに分類できる、エピソード記憶や意味記憶

      2016/10/22

記憶は5つのタイプに分類できる、エピソード記憶や意味記憶
今回のテーマは、

記憶は5つのタイプに分類できる、
エピソード記憶や意味記憶

について紹介します。

学習や仕事においても
欠かせないのが記憶をする事、

ここで一口で記憶と言っても
いくつか種類があります。

例えば以下の三つはいずれも
自転車に関する例です。

・5歳の誕生日に自転車を
買ってもらったことを覚えている

・自転車がどんなものか
その意味や姿形を覚えている

・自転車の乗り方を覚えている

…これらの記憶は
まったく違うものです。

最新の研究によると、

記憶というのは5つのタイプに
分類できると言います。

この5つの分類は、

ペンシルベニア大学の

ムレイ・グロスマン博士

が提唱したモデルですが、

WIRES

というそれぞれの
記憶の英語での頭文字を使い、

Working(ワーキング)
-作動的メモリー

Implicit(インプリシット)
-内在的メモリー

Remote(リモート)
-遠隔的メモリー

Episodic(エピソディック)
-挿話的メモリー

Semantic(セマンティック)
-意味的メモリー

脳がワイヤーで
巻かれているイメージを作って、
この5つのモデルを覚えてみましょう。

日本の心理学の世界では、

・エピソード記憶
・意味記憶
・条件反射
・熟練技能
・認知的技能

の5つに分類されます。

それぞれ解説します。

スポンサーリンク

ワーキングメモリー(条件反射)

1つ目の記憶のタイプが

Working(ワーキング)-作動的メモリー

日本の心理学では条件反射と呼ばれる
タイプの記憶に分類できます。

これは数秒以下の非常に短期的な記憶、

例えば、
会話において話す人が最後に至るまで
最初の部分を心にとどめておく事を
可能にする記憶の事です。

また、パブロフの犬という話は
知っていると思いますが、

鐘を鳴らした時に餌を与える
という反復学習を繰り返すと、

鐘の音を聞いただけでよだれが出る・・

というような記憶のタイプです。

自転車から転びそうになれば
反射的に手をつくなども、
この種の記憶です。

日本人は梅干しを思い浮かべると
酸っぱさを連想しつばが出てきます。

多くの人は40歳で
ワーキングメモリーの効率が劣化し始めます。

インプリシットメモリー(熟練技能)

2つ目の記憶のタイプが

Implicit(インプリシット)-内在的メモリー

日本の心理学では熟練技能或は、
「手続き記憶」と呼ばれる
タイプの記憶に分類できます。

自転車の乗り方や車の運転の仕方、
走り方や泳ぎ方などは、

一度学習すると、
そのやり方を二度と忘れません。

体で覚えた動作の記憶の事です。

インプリシット・メモリーは
「意識的な」覚せいを必要としません。

車を運転している際、
意識しなくても目的地に着く事が出来て、

驚く事があったりしますが、

それはこのタイプの記憶力のなせる業です。

この記憶は一連の動作の自動的な
想起を要するその他のスキルも消えません。

また、インプリシット・メモリーの喪失は、
精神活動の深刻な悪化を示すものとも言えます。

動物であっても、

危険を感じた鳥の群れが
一斉に飛び立ったり、

食べる時に口を開けたり
と言った生物が生き残る上で
最も基本的な能力です。

リモートメモリー(認知的技能)

3つ目の記憶のタイプが

Remote(リモート)-遠隔的メモリー

日本の心理学では認知的技能と呼ばれる
タイプの記憶に分類できます。

クイズ番組の優勝者などは、
この種の記憶を持っています。

スポーツのゲームのルールや
掛け算の九九といった

多様なトピックについての一生涯を
通じての情報の蓄積です。

これらの記憶は体で覚えた
熟練技能よりも

若干の判断力を必要とするものの
ほとんど無意識に処理する記憶です。

自転車に乗れるだけではなく、

マウンテンバイクで
山を下る事ができる、

曲芸を披露する事ができる
と言った所でしょうか。

リモートメモリーは加齢によって
衰えるように見えますが、

その低下はデータの回復に関する
問題だとも言えます。

高齢者は、膨大な量の情報の蓄積を
整理したうえで処理しなければいけないためです。

エピソディックメモリー(エピソード記憶)

4つ目の記憶のタイプが

Episodic(エピソディック)-挿話的メモリー

日本の心理学ではエピソード記憶と呼ばれる
タイプの記憶に分類できます。

これは最近経験した事の記憶です。

先週レストランで選んだメニュー、
サッカーの試合の結果、
鑑賞した映画のストーリー

実体験に基づく記憶の事で、
何歳くらいから覚えてるかは
個人差がありますが、

人生を映している鏡のような記憶の事です。

先ほどの自転車の例で言えば、

父親に自転車を買ってもらい
嬉しかった思い出、

さらにその日は晴れていて
公園で練習をして、

公園で膝を擦りむいた…

など、特定の場所や時間と
結びついた自分オリジナルの
記憶なのです。

このエピソード記憶の特徴は

自分で意識して自由に
思いだすことができる事です。

「これまでに最も楽しかった思い出は?」

と聞かれたら、
学生時代を思い出し、それから初デート

…というように、
次々とキーワードが思い出されます。

いったん思い出し始めると、
エピソードがエピソードを呼んで

次々に思い出す事ができるのも
この記憶の特徴です。

最も高度で複雑な記憶が
エピソード記憶であり、

いわば人間を人間たらしめ、
過去から学んだりする事ができ、

動物はエピソード記憶を
持たないと言われています。

またこの種の記憶は、時間と共に
徐々に減少していきます。

セマンティックメモリー(意味記憶)

5つ目の記憶のタイプが

Semantic(セマンティック)-意味的メモリー

日本の心理学では意味記憶と呼ばれる
タイプの記憶に分類できます。

これは、学校の勉強や
一般常識といった学習することで
獲得した記憶の事で、

私たちの感覚で言えば、

記憶というより知識と呼ぶべきものです。

先ほどの自転車の例で言えば、

自転車がどんなもので
どんな形か客観的に知っている事で、

自分の経験や自転車に
乗れるか乗れないかに関わらず、
記憶する事ができるのです。

こうした知識は、
本来自分とは無関係な事柄の羅列です。

自然に覚えている
エピソード記憶とは異なり、

無関係な事柄の羅列なので
意味記憶は覚えるのに努力が必要で、

想起しにくいのが特徴です。

覚えにくく想起しにくい記憶なので、
多くの受験生などを悩ませてきた
記憶のタイプと言えます。

意味記憶は動物であれば、

これは食べられるかどうか、
ここは縄張りかどうか、

と言った事を判断する為の
知識と言われています。

赤ちゃんは両親の声を覚えたり、
哺乳瓶やオモチャを覚えながら
意味記憶を発達させます。

以上のように記憶は
5つのタイプに分類されるのです。

これらをうまく使い記憶力を高めよう

とは言え、
これら5つのタイプの記憶は、
厳密に分かれている訳ではありません。

エピソード記憶の中に、
意味記憶が混じっていたり、

認知的技能にも
意味記憶が必要だったりします。

そしてこれらの記憶を
上手く使いこなすことで

記憶はうまくいくのです。

例えば、感じや英単語を記憶する時、

意味記憶で覚えようとしても、
なかなか記銘しにくく想起しにくいですね。

そういう時に何度も
紙に手書きで書いているうちに

単語のスペルが持つ手の動きとして
小脳に刻まれるようになるのです。

自転車に乗れる人が
何らかの理由で記憶を失っても

自由に自転車に乗れるように
体で覚えた記憶は忘れにくいのです。

また同じ意味記憶でも
チャンキングが有効である時もあるし、

体で覚える方がいい場合もあります。

こういう風に
5つに分類される記憶のタイプを
しっかりと認識することで

うなく使いこなし
記憶力を高めることができるのです。

スポンサーリンク

 - 究極の勉強法と至高の学習法