スピリチュアルと脳の成功法則〜人生好転のテクニックの数々〜

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復習が記憶力を最も促進するエビングハウスの忘却曲線の効果

      2016/10/22

復習が記憶力を最も促進するエビングハウスの忘却曲線の効果
今回のテーマは、

復習が記憶力を最も促進する
エビングハウスの忘却曲線の効果

について紹介します。

前回紹介した休憩を取ることが
記憶の定着を高めると同様に、

長期記憶の定着を非常に高め、

学習に費やす時間を劇的に
削減するパターンがあります。

それが「復習」です。

私たちの記憶にとって
忘却とワンセットになっていますが、

短期記憶はほんの数秒から
数分で忘れてしまいますが、

長期記憶も時間が経てば
忘却が進んで行きます。

この記憶と忘却の関係を始めて調べたのが、

19世紀のドイツの心理学者
エビングハウスさんです。

彼が発表したエビングハウスの
忘却曲線は有名ですが、

このパターンを知ることで
効率的な復習のパターンが導かれます。

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覚えて1時間で半分忘れる

エビングハウスさんは、
子音、母音、子音からなる

3つの無意味な音節十数個を
被験者に完全に暗唱できるまで記憶させ、

それが時間の経過によって

どれくらいの割合で
忘却させていくかを調べました。

すると、
実験から20分後には覚えた
音節の42%が忘れられ、

1時間後には56%、

一日経つと74%、

さらに1カ月後には79%が
忘れてしまうと言う結果が得られました。

この記憶と時間の関係を表したグラフは

エビングハウスの忘却曲線と呼ばれ、

その後も、多くの研究者が
エビングハウスの曲線の正しさを
追認しています。

復習するならまずその日のうち

エビングハウスさんの実験結果は、

学習や記憶を効率的に行う上での
復習の重要さを教えてくれるものです。

例えば何かを学習して
復習をするならば、

まずその日の内に行う事が重要です。

授業の際のに先生が
まとめを行ったりするのは

その日の学習内容を定着させるうえで
効率的だ言う事です。

実際に、日にちを置いて
同じ文字列を覚えさせる実験をすると、

1回目よりも、2回目、
2回目よりも、3回目の方が
忘却率も低くなっていることが分かっています。

つまり、復習によって記憶の
定着率はより上昇するのです。

一度でも復習するだけで
記憶の成績は劇的に促進し、

三度復習すれば80%以上
の内容を思い出す事ができます。

しかも復習は予習より遥かに楽なので、

読書でもスポーツでも学習でも、

再度、再々度と経験する事で
自分のものにする事ができるのです。

しかし、です。

人はそう簡単には復習をしません。

脳がなかなか復習をやりたがらない理由

人は心理的に復習をあまり
尊ばないのです。

その理由はやはり人間の脳が
「新しい物好き」だからでしょう。

新しい知識や聞いた事も
内容の話を聞く時の方が、

脳は興奮します。

既にならった事や勉強した事、
どこかで聞いた事がある事は

「古ぼけて」感じられるよう
脳に仕組まれているのです。

しかし復習が記憶力を最も
促進する効果があるのです。

この人間心理にあえて
逆らう事で、

人よりいい成績を収めたり
記憶力の定着を促進できたり

が、可能になるのです。

それに脳そのものも本当は
一度聞いた事をもう一度学習する
法が断然楽なのです。

効率的な復習パターンとは?

エビングハウスの忘却曲線の
理論データや、

また記憶術の名著、
トニー・ブザンの名著「頭を使え」
ピーター・ラッセンの「脳の本」

さらに養育心理学の様々な
研究など情報を総合すると、

次のようなパターンで復習をするのが
理想的だと考えられます。

ちなみに最初の学習時間を
45分間までとみなしています。

ステップ1.

学習直後すぐにテストできる教材で学習し
短期記憶から長期記憶へと確実に移行させます。

(学習直後の復習)

ステップ2.

10分後に復習 5分間

ステップ3.

一日後に復習 5分間

ステップ4.

一週間後に復習 3分間

ステップ5.

一カ月後に復習 3分間

ステップ6.

半年後に復習 3分間

このようなパターンで復習するには
最初の45分間の学習につき
合計20分間の復習を必要とします。

しかし一度で全部学ぼうとする
通常の場合と比較すると、

結果的には少なく見ても
何時間もの時間を節約する事になります。

復習をして絶えず記憶の想起を
活性化させた結果は、

典型的な忘却曲線と
対照的なものとなっています。

このような学習プランによって、
4倍から5倍もの学習効果を
期待する事が出来ます。

インプットだけでなくアウトプットする

またこの復習の効果を
勉強や学習に応用するなら、

こう言ったテクニックもあります。

一般的に暗記や記憶と言えば

「知識を頭にインプットする」

というイメージが強いでしょう。

しかし実際には、

「アウトプットする」ほうが
大きな効果があるのです。

この理由は簡単で、

インプットする時には、
頭の中で情報を取り込むだけですが、

アウトプットする時には

「記憶を思い出す」と共に、

その事を口でしゃべったり
紙に書いたりしなければ行けません。

そうすれば、

しゃべったり書いたりした事を

「アウトプットすると同時に
インプットする」事になります。

インプットはインプットだけですが、

アウトプットにはインプットも
含まれる訳です。

だからアウトプットには必ず
「復習」が含まれるのです。

アウトプットはインプットよりも
遥かに優れて記憶する為の
ツールとなるのです。

記憶力を最も促進するアウトプット復習法

ではエビングハウスの忘却曲線の効果を
使ったアウトプットの為の方法には
どんなものがあるでしょうか。

手っ取り早い方法は、

家族や友人や職場の仲間など
親しい関係の人に、

自分が学んでいる事を気楽に
話してみる事です。

「最近読んだ本で書いてあったんだけど。
○○は実は○○らしくて、

○○をすれば効果的ならしいよ」

など、できるだけ分かりやすく
具体的に説明してみましょう。

具体的に話そうとすると

自分の理解が曖昧な
箇所が見つかったりして、

自分の知識を整理する事ができます。

ここを再度復習すれば
その知識の定着は確実になります。

或は少し大変ですが、
勉強会を開くのもいいでしょう。

自分の興味がある分野であったり、
同じ資格スクールに通う仲間を集め、

「ブラッシュアップ会」を
適期的に開催します。

ここでそれぞれが自分の知識を
全員に教える事を繰り返せば、

インプットとアウトプットが
自動的に増える訳ですから、

忘れかけた知識やスキルを
定着する事を促進できます。

カフェや小さな会議室を借りれば
簡単に勉強会はできます。

仲間との交流もでき、
勉強のモチベーションも上がるでしょう。

ほんの少しの復習でも構わない

また現代ではブログやSNSを
利用して簡単に情報発信する事ができます。

ブログであれば書いて
アプトプットするしか無いですが、

スマホでビデオを撮り
YouTubeにアップロードすれば、

話して教える姿をアウトプット
する事ができます。

不特定多数に公開するのは
気が引ける部分もあるかもしれませんが、

それが良いプレッシャーになり
良いアウトプットになるのです。

いずれにせよほんの少しでも
工夫して復習をすれば

素晴らしい効果を生むのです。

マンゴールド・リントンさんの
4年間に渡る日記に記した研究報告によると、

彼女は日記に書いた出来事のうち、
まったく読み返す事のなかったものについて
65%忘れていることを明らかにしました。

たった一度の読み返しでさえも、
忘却をかなり減少させることができたのですが、

4年間で4回読み返した場合は
忘却率を約11%のレベルにまで
減少させることができました。

この現象をプラス発想で言えば、

わずか4回の復習が88%もの
想起率を生み出した事になります。

あなたの記憶力も学習能力も
実際の所かなり優れており、

自分で思っているよりもはるかに
素晴らしい能力を持っているのです。

キーポイントは復習です。

記憶力を最も促進する
エビングハウスの忘却曲線の効果を

勉強や学習を促進する為に
活用していって下さい。

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