スピリチュアルと脳の成功法則〜人生好転のテクニックの数々〜

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記憶は記銘・保持・想起の3プロセス、覚える事と思い出す事

      2016/10/23

記憶は記銘・保持・想起の3プロセス、覚える事と思い出す事
今回のテーマは、

記憶は記銘・保持・想起の
3プロセス、覚える事と思い出す事

について紹介します。

私たちは、記憶について、
いつも漠然と理解し語っていますが、

私たちが何かを記憶するには、
三つの異なった相があります。

三つの種類のプロセスがあるのです。

それが、

1.Registration(記銘)

2.Retention(保持)

3.Recall(想起)

の三つです。

記憶が芽生えるのは
生後5~7ヶ月くらいだと言われますが、

この時期から、三段階の記憶を経て
私たちは記憶を繰り返して成長するのです。

記憶というのは不思議です。

例えば年配の人がカラオケを
する事になると、

「最近の歌は全然頭に入らない。
昔の歌しか歌えない」

というセリフが出ますが、

よく、考えてみると

最近の歌を聴いてもすぐに
忘れてしまうような人が、

なぜ昔の歌をずっと覚えて
いられるのでしょうか?

記憶力が減退していたのなら、

古い記憶から消えていっても
よさそうなものなのに、

なぜ昔の歌は覚えているのでしょうか

この疑問は記憶の基本的な
プロセスに深く関わるものと言えます。

それが

記銘→保持→再生

という3種類のプロセスの流れです。

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物を覚える事=記銘(きめい)

まず記憶の1つ目が
「記銘」であり、

物を覚える事を専門用語で
記銘(きめい)と呼びます。

これは学習とも言い換えられるのですが、

新しい情報に気づき、

それらを長期記憶へ移行させる
為に能動的な努力をします。

心理学用語では
encoding(エンコーディング)
(記号化して入力)と言います。

トランプの神経衰弱で言えば、

表になっているカードを
覚え込むプロセスです。

まず脳にインプットしなければ
始らないので、

記憶のプロセスのステップ1が
この記銘なのです。

この記銘された情報は
短期記憶となります。

覚えたものを「保持」する

そして記憶の2つ目が、

これらの情報を長期記憶に
留保する「保持(ほじ)」です。

せっかく学習しても、

覚えっぱなしでは
すぐ忘れてしまうので、

覚えたものを保持する
機能が必要となります。

なので記憶の二段階目は
「保持」と呼ばれ、

またこのステップは
記憶の「貯蔵(ちょぞう)」
とも呼ばれます。

短期記憶に記銘された記憶は
15秒〜数十秒で消えてしまいます。

そこで忘れないように、
私たちは無意識に覚える事を
思い浮かべたり、

暗唱したりします。

ま記憶を探索する為の
手がかりをたくさん一緒に
覚えるほど思い出しやすくなります。

そのキーワードから
連想して思い出す事があるからです。

こうして脳細胞に繰り返し
電気を流せば、

新しい神経回路を作り、
短期記憶が長期記憶へと変化します。

思い出す機能=「想起(そうき)」

そして最後が、
必要な時にその情報を
思い出すことができる

「想起(そうき)」です。

せっせと学習して、
それを貯めたとしても

思い出す機能がなければ
記銘する意味も保持する意味も
なくなってしまいます。

そこで思い出すと言う
「想起」という機能が必要なのです。

覚える工夫をしたり、
何度も思い出す事を繰り返せば、

神経回路はより太くなるため、
より思い出しやすくなります。

記銘、保持、想起

記憶はこの三つで成り立つのです。

記憶力と記憶のプロセスの関係

つまり、

記憶というのは、

ある事柄を覚え、

それを忘れないように維持し、

それを必要に応じて
思い出して

日常生活に活かす
事のできる能力と言えます。

一言で記憶と言っても
細かなプロセスを経ているのです。

覚える事と思い出す事が
1セットになって初めて記憶です。

先ほどのエピソードに戻れば、

年を取るにつれて
最近の歌が頭に入らない

というのは記憶の中でも

記銘力という種類が弱くなっている

という事を意味します。

またこれは単に記銘力の
衰えという問題だけでなく、

注意感心の問題も関係しています。

年配者は若者に比べて
流行歌に対する思入れが乏しく

流行歌に注意が向いていないため
記銘が悪くなるという事もあります。

一方で、昔の歌なら歌えるのは

記銘力は衰えても、

若い頃に何度も口ずさんで
強く記銘されている歌は、

保持、想起という種類の
記憶力が良い事を意味します。

このように、

三つのプロセスに分かれると
記憶の不思議もある程度
分かってきます。

さらにそ想起は二つに分かれる

さらに「想起」には

「再生」と「再認」

という二つの種類に
分けることができます。

「再生」というのは、

保持した記憶を自由に
思いだすことであり、

「再認」というのは
覚えているいくつかの事柄から
選択的に思いだすことです。

単に思い出すと言っても
いくつか種類があるでしょう。

その違いを心理学者が説明する為に

「のど元まで出ている現象」

として説明します。

何かを思い出す際に

「ここまで出ているのに、、、」

という事は良くある経験だと思うのですが、

例えば、

あの人の名前を知っているはずなのに

最初の頭文字くらいまで
しか分かってないで正確に想起
出来ないと言った感覚がありますよね。

後で言われたら、

はっきりとその名前を
認識できるのですから、

確かにそこに記憶は
存在しているはずです。

でもなにかのきっかけなしには
完全にそれを想起出来ないのです。

これが再生と再認の違いです。

赤ちゃんが最初に記憶するのは

私たち人間の記憶、
とくに赤ちゃんが最初に記憶するのは

親、とりわけ母親の顔ですね。

私たちはいつもそばにいて
優しく接してくれる母親と
そうではない人の顔に違いを記憶します。

だからこそ知らない人に
あやされると泣くのです。

これが再認記憶で、
その代表が人見知りです。

この記憶は幼児期に発達します。

一方で再生記憶は

二歳ごろからようやく現れ
年齢とともに発達していきます。

なので記憶力の潜在能力は
この時期に大きく決まってくるのです。

だからこそ、記憶は
生まれながらの能力だけでなく、

その後学習によって
伸ばしていけるスキルなのですが、

とにかくまずは、

記憶には

「記銘」「保持」「想起」

の三つの種類のプロセスがある

「再認」と「再生」は違う。

このことをしっかり
理解しておくとよいでしょう。

コンピューターと記憶力の違い

人間の記憶力というのは
こうしてみると非常に不思議です。

例えば、
こんな経験をしたことないでしょうか。

荷造りをしていて
ガムテープが必要になりました。

そこで物置までとりに行ったのですが、

そこにしまってあった昔の
アルバムを発見します。

なにげに開いて懐かしくなり、
あんな事やこんな事を思い出します。

そしてそのアルバムを抱えて
部屋に戻ってきました。

そこにに作り途中の箱があるのに気づき、

物置に行った用事は
ガムテープをとりに行く為だった
という事を思い出す…

という経験です。

コンピューターには
こうしたミスはあり得ないのです。

コンピューターの場合、

ガムテープをとりに行く
という指令が与えられれば、

他のものには目もくれず
ガムテープだけを取り出します。

しかし人間の記憶は
その場その場の状況に依存する
傾向があるのです。

また、トイレの中で
思いついたアイデアが、

トイレから出ると忘れてしまう…

と行ったケースがあります。

記銘・保持・想起の3プロセスを
コンピューターで例えるならば、

コンピューターで言えば、
「記銘」はワープロに文章を書く、

このプロセスの作業は
メモリによって行われます。

このとき電源を切ってしまうと、
書いた内容は保存されません。

「保持」はハードディスクに
保存する事であり、

「想起」はこの情報を
探索などをかけて読み出す
事に相当するでしょう。

再生、再認など曖昧な記憶は
コンピューターにはない人間ならではの
オリジナルなプロセスと言えるでしょう。

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