スピリチュアルと脳の成功法則〜人生好転のテクニックの数々〜

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すぐに忘れる記憶、一時的な短期記憶の仕組みメカニズムの特徴

      2016/10/23

すぐに忘れる記憶、一時的な短期記憶の仕組みメカニズムの特徴
今回のテーマは、

すぐに忘れる記憶、一時的な
短期記憶の仕組みメカニズムの特徴

について紹介します。

「自分は忘れっぽい」
「もっと記憶力が良ければ…」

などと、私たちは良く愚痴ります。

英語の勉強をしていて単語が
なかなか覚えられないとき、

昔読んだ本の内容が
思い出せないとき、

相手の顔は思い浮かぶのに
名前が出て来ない時など

「ああ、自分は記憶力が無い」

のだと感じたりします。

しかし、いくら忘れっぽい
からといっても、

友達と話している時に
相手が誰かを忘れてしまう
という事は無いです。

昨日まで乗れていたのに
今日起きたら自転車の乗り方を
忘れてしまう、、

という事もありません。

一口に記憶と言っても、

積み木を重ねるようにデータ
が蓄積されて行く訳ではなく、

そこには様々なタイプがあるのです。

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大きく二つある記憶の種類の特徴

では記憶力にはどのような
種類があるのでしょうか。

誰でもすぐ思い当たるのは、

「すぐに忘れる記憶」と
「なかなか忘れられない記憶」

でしょう。

例えば、

パーティや会合で初対面の
人に名前を聞いたとします。

その直後は名前を覚えていても、

特にその人に興味が無ければ
少し経てば忘れてしまいます。

たいていの記憶はそうした
一時的な記憶です。

ところがその人に興味を惹かれたり、

その後、何度も会う機会があれば

名前は記憶に定着して、
いつでも思い出せるようになります。

このようにすぐ忘れてしまうのが
特徴の記憶が「短期記憶」

なかなか忘れない特徴の
記憶が「長期記憶」

記憶というのは
海馬に一時保管されたのちに
大脳の連合野に送られ、

そこで保持・貯蔵されるのですが、
記憶は時間軸で分けると

「短期記憶」
「近時記憶」
「長期記憶」

の三つに分けられます。

短期記憶の仕組みメカニズム

まずはこの中でも短期記憶に
関する仕組みとメカニズムを
詳しく解説していきましょう。

外界の情報はまず短期記憶
として貯蔵され、

その後の扱い方によって
長期記憶になる訳ですが、

短期記憶の持続時間は15秒程度、
その容量にも限りがあります。

脳機能学者のアラン・バドレー博士
の定義によると、

短期記憶と言うのはワーキングメモリー
(一時使用のための記憶)の事を指します。

例えば、

30×15=○○

などの暗算する際などは短期記憶を使います。

そしてその後は、その答えが
自分にとって意味のあるものであれば、
長期記憶へ入れるのです。

したがって、
短期記憶と言うのは事実上、

「記憶の一時的な保存場所」

と言えるでしょう。

つまり、

「忘れっぽくて困る」

という類いの悩みというのは
言い換えれば、

「短期記憶がなかなか
長期記憶になってくれない」

という事なのです。

だから記憶術や暗記法テクニック
というのは、

一言で言えば長期記憶に
変換する為のものと言えるでしょう。

そのテクニックを紹介する前に、

まずはこの短期記憶のメカニズムを
しっかりと理解しておきましょう。

短期記憶のタイムスパン

短期記憶の時間的長さ
タイムスパンがどれくらいか

見積もるために行われた
興味深い実験があります。

例えば、

たき火から先端が真っ赤に
燃える木切れを取りだして、

暗闇に中で速く回すと
火の円を描いているように見えますよね。

実はこういった円が見える仕組みは
短期記憶が担当している部分であり、

知覚メモリーが、実際の光が
円の初めの点に戻るまでの間

光の像を記憶として
保持している為に起こるのです。

映画の仕組みと短期記憶のメカニズム

同じような仕組みは、
映画でも使われています。

映画というのはそもそもは、

ごく短い時間の暗くて映像のない
部分を含んだ静止画の連続です。

フィルムなどを見れば
画像が並んでいるのが分かるでしょう。

それが連続したアクション、
動きのある映画として見るためには、

次のコマが現れるまで
その前のコマの像を
私たちの記憶が保持していて、

連続した動きの印象を得られるように
それらを関連づける必要があるのです。

前の画像を記憶する必要があるのです。

そしてその仕組みを担っているのが
短期記憶です。

つまり、私たちが映画を楽しめるのは、
短期記憶があるからこそなのです。

そして、こういった種類の短期記憶のタイムスパン、

時間的長さはは恐らく0.1秒ほど…
という計算になると言われているのです。

0.1秒前の記憶の世界を見ている、
かなり面白い現象だと感じますね。

すぐに忘れる記憶の特徴

さてでは、短期記憶を
長期記憶に移行できるのでしょう。

一言で言ってしまえば、

「その情報が重要だ」

と脳に思い込ませてしまう事です。

詳しいテクニックは今後
詳しく紹介しますが、

短期記憶を長期記憶に変える
カギを握っているのは

海馬と呼ばれる部位です。

この部位の仕組み、メカニズムが
記憶をコントロールするのですが、

海馬が入力された重要性を判断し、
それを長期記憶にするかを決めます。

とは言え海馬自体に判断能力が
ある訳ではありません。

海馬が直接

「この単語は試験に出るはずだから
忘れずにおこう」

「こちらは偉い人だから覚えて、
この人はどうでもいいからすぐ忘れる」

…などと決める訳ではありません。

海馬が、その情報が重要か
どうかを判断する基準というのは、

単に脳に送られる刺激の
強さや回数なのです。

一時的な短期記憶を海馬が判断する

何度も強い刺激が送られると、

海馬は、

「これだけしつこい刺激がある
という事はこの情報は重要なのだ」

と判断して、それを
長期記憶として保存しようとするのです。

本人が

「これは覚えなくては」

と思ったとしても、

頻繁に思い出したり、
復習をしなければ、

海馬が「これは重要ではない」
と見なしてしまうのです。

そして一時的な短期記憶のまま
すぐに忘れてしまうという事です。

一方で、忘れたいような
辛い出来事でも

その出来事を

「ああ嫌な思い出だ早く忘れたい」

と考えつづけていると、

逆に海馬は

「こんなに刺激が送られるという事は、
きっとこの記憶は重要であるに違いない」

と判断して、かえってそれを
長期記憶として定着させるのです。

一度短期記憶した内容を
何度も繰り返し想起すると、

ネットワークを構成する
ニューロン感の情報伝達がしや
すくなります。

忘れたいと思っている事ほど、
なかなか忘れないのも、

こうしたメカニズム、
仕組みがゆえなのです。

覚える事と忘れることのメカニズム

記憶力というのは生後8ヶ月
くらいから急速に発達しますが、

人間の赤ちゃんは
脳のニューロンが未発達なので、

ほとんど短期記憶の特徴
しかありません。

私たちが幼児期の記憶を
ほとんど覚えていないのも、

まだニューロンが未発達で、

長期記憶に関する場所や
仕組みがまだ完成していないのです。

その後10代後半で
一人前になって行くのですが、

もし海馬を損傷してしまえば、

人は新しく何かを覚える事が
できなくなります。

一時的な短期記憶を
保持する事ができなくなるのです。

だから損傷以前に長期記憶に
蓄えられた過去の記憶は保たれるのですが、

新しい事を覚えられなくなります。

海馬が完全に損傷するのは
事故など稀なケースですが、

生活環境などでもダメージを受けます。

海馬を構成するニューロンは、
ストレスに弱いとされています。

ストレスがかかると、
物覚えが悪くなるというのも、

海馬の細胞と死ぬことと
関係しているのです。

だから海馬の健康を守り、
海馬のニューロンを増やす事が
非常に大切になってくるのです。

すぐに忘れる特徴がある…とは言え

この種類の記憶というのは
非常に重要なのです。

次回はこの短期記憶を鍛える
方法やメリットについて考えて行きましょう。

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